蓮舫さんの国籍問題で思うこと
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蓮舫さんの国籍問題で思うこと

2016-09-10 03:06
    蓮舫さんが台湾国籍ではないのかと話題になっています。
    この問題で、蓮舫さんの説明からは
    ・蓮舫さんは「国籍」の話を「心情」に摩り替える詭弁を使う
    ・蓮舫さんは微妙かつ自分でも曖昧なこと断言してしまう
    という人物像が明らかになり、これは政治家としての資質を疑わせるものです。
    以前も中国船の体当たりの動画がYoutubeにアップされたとき
    「違法にアップされたものを私が見ることはありえない」
    と言っていましたが、これは
    「ある事柄が『事実か否か』と『法的に正当か否か』を混同する」
    ことで、その延長は「違法な中国船の侵入など知らない」という無責任さにつながります。
    「違法なことなど知らない」という無責任さ、現実から目を背けつつ、それを恥と理解できない蓮舫さんの政治家としての資質を疑わせる事件でしたが、その性格・資質が今回の国籍騒動でも「台湾籍であるか否か」を誤魔化し「台湾国籍が有効か否か」に摩り替えることで現れています。

    蓮舫さんが政治家の資質に欠けることは明らかですが、それに対する世間の議論もおかしなものです。
    世間の議論は「二重国籍か否か」を主眼にしています。
    しかし、これは単なる「事実確認」に過ぎません。本来ならそこから是非の議論を始まるべきです。
    事実確認に止まっているから、そこで「手続き上のミスだから仕方がない」「二重国籍の何が悪い」「多様性があってもよい」という反論で「問題」の幕引きを図る人もいます。

    この問題の本質は、そういった手続き上の問題ではなく、「なぜ悪いのか」を考えるべきです。
    「なぜ悪い」という問題を指摘する人は、「どっちを向いているのか」と指摘します。
    これは1つのポイントです。
    台湾人あるいは中国人としてのアイデンティティを持つのであれば、それは「良い人」であるほど「台湾あるいは中国のために働く」でしょう。
    しかし、このポイントの問題点は、アイデンティティが目に見えないことにあります。
    「私は心情的に日本人です」と本人が言えば、それを否定するのは水掛け論です。

    二重国籍の問題は、もっと具体的なものです。
    ある国において、その国民はその政府の定める法に従うべきです。これは当然です。
    中国政府が、中国国内において、中国の法律で、中国人を処罰するのは当然です。
    台湾政府が、台湾国内において、台湾の法律で、台湾人を処罰するのは当然です。
    もし蓮舫さんが台湾国籍を持っているのであれば、
    台湾国内において、蓮舫さんは台湾人として台湾の法律で処せられます。
    台湾を独立国として認めない中国では、蓮舫さんは中国人として中国の法律で処せられます
    蓮舫さんが中国や台湾に行ったとき、その政府が急遽
    「中国/台湾国籍でありながら外国で政治活動を行ったものはスパイとして捕まえる」
    という法律を作ったら、蓮舫さんはその場で逮捕される可能性があるわけです。

    当然、日本政府も日本人として蓮舫さんの解放を求めるでしょう。
    しかし、その問題解決は困難でしょう。それは「自国民の処遇に対する内政干渉」ですから。

    「二重国籍は」の世間の議論で危惧するのは、それが「日本国内の目線」でしかない点です。
    国籍の問題なのだから「相手の国ではどうか」という視点があってしかるべきであり、それを疎かにして手続き論や感情論に留まるのは、あまりにも視野が狭いと思われます。

    いずれにせよ、蓮舫さんの説明を信じるのであれば
    「未成年の時に手続きを行い、それ以降は台湾国籍を抜く手続きを行っていなかった」
    のだから、現在も台湾国籍をもっているのでしょう。(20歳以前の手続きは無効のため)
    したがって、事実確認の第階から一歩進み、
    「蓮舫さんは台湾や中国では『自国民』とみなされ、その法で縛られる危険がある」
    ということを理解して、政治家としての進退や民進党の党首選を決めるべきであると思われます。
    これは、最初に書いた「政治家としての資質に欠ける」以上に深刻な問題だと思うのです。
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