21世紀の純喫茶(2) 鳥取「丸福珈琲店」・小田原「豆の樹」・馬堀海岸「リバーストーン」
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21世紀の純喫茶(2) 鳥取「丸福珈琲店」・小田原「豆の樹」・馬堀海岸「リバーストーン」

2013-04-26 23:25
    見知らぬ土地で出会う純喫茶には、
    また格別な味わいがある。
    鳥取で出会った「丸福珈琲店」は、まったくの偶然で
    赴くこととなったのだった。
    旅行で鳥取砂丘に一人佇んでいたとき、
    現地のおじさんに話しかけられた。
    最初は単なる親切なおじさんだと思ったのだが、
    砂丘を歩く間中ずっと横を歩きながら、
    いや、むしろこちらを先導しながら
    ずっとガイドをしてくる。
    訊けば、定年退職してから暇で仕方なく、
    自主的に(勝手に)ガイドとなり、
    砂丘を訪れる学生らを捕まえては
    あちらこちらを案内しているという
    (自分は社会人だったが、まあ学生に見られたんだろう)。

    そのおじさんに案内されたのが
    こちらの「丸福喫茶店」だった
    (実は鳥取では著名な別の店に行く予定だったのだが、
    ぜひこっちにしておけと説得された)。
    場所は鳥取駅から徒歩10分弱といったところ。
    重厚な雰囲気に満ちた店内で、
    おじさんオススメのホットケーキセットをいただく。
    大正解。マッチを頂戴して、ホクホクしながら店を出た。

    旅行でなく、仕事で向かった地であっても、
    嬉しい店に出会うことはままある。
    神奈川県内だと、小田原駅前の「豆の樹」。
    そして、いくら検索しても出てこないのだが、
    相鉄線上星川駅前の純喫茶。
    店があるなどまったく期待していなかった駅で(失礼)
    仕事前にモーニングを頂戴しながら一服できることの
    歓びは、如何とも表現しがたい。

    神奈川県内ついでに最後、オススメしておきたいのが
    横須賀・馬堀海岸駅近くにある「リバーストーン」。
    横須賀美術館に行ったついでに足を伸ばしたのだが、
    ログハウスっぽい作りで、2階席まであり広々としている。
    どうやら海岸線を走るバイクのライダーなどにも
    愛されているような雰囲気があった
    (しかし窓の外には目の前に団地、というのがまたシブい)。
    FM YOKOHAMAが微かに流れる店内は、落ち着けることこの上ない。
    横須賀の中心地まで行けばジャズ喫茶もあるようだけど、
    ちょっと外れた地を行く楽しみは、いつも心の片隅に
    保っておきたいものである。
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