クマバチクマドリさん のコメント

成程と思いましたが、しかし2話以降で他のテーゼに行かなければ、初回30分でカタがつくという証明にはならないのでは?
No.1
76ヶ月前
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アニメ『琴浦さん』が画期的だったのは、 話題にもなった通りやはり、 いきなり「いい最終回だった」とタグがついた、 あの伝説的な初回放送だった。 主人公の少女・琴浦春香のトラウマが、 性的妄想の権化と言える真鍋の存在によって いっきに霧散する様子は、 僕たちを驚かせたものだった。 しかし、すこし落ち着いて考えてみたいのは、 僕たちはこれまで長い間、あのような 「トラウマ」がアニメ全話/全編を支配するような 作品ばかりを消費してきたのではなかっただろうか。 『ヱヴァンゲリヲン』しかり、 『少女革命ウテナ』しかり。 主人公のインナーワールドの刷新=「革命」だと言う論理のもと、 視聴者は何時間もかけてその道程を追いかけた。 しかし『琴浦さん』は、 そのような「トラウマ」は初回放送30分で霧散する、 と説いたのだ。 しかもその後のこの「トラウマ」は何度となく回帰するが、 だがそれはこれまでのような方法ではなく、 各30分の放送の中でその都度「トラウマ」は 打破されていく、という斬新な手法だったのである。 何時間もかける必要はない。 90年代的な「トラウマ」は、30分でカタがつく。 そのテーゼを、幾度となく『琴浦さん』は反復し続けた。 アニメの出来云々は置いておき、 まずはこの点に、本作の特性は見出すことができるのではなかろうか。
『DISCO vol.1』を発行しているco-LLaps編集人が書くカルチャー系批評/レビューブログです。2013年4月28日の文学フリマ@ニコニコ超会議2で発行する小冊子のため、4月26日に日付が変わろうとする深夜に立ち上げられました。無計画。。。ブースはウ-34です。



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