個人的に５月から続いてきた全国行脚も今週末の札幌ー名古屋遠征で一応終了。わずか３ヶ月とはいえ、結構長いものでした。その間、相場は１５０００円台→１２０００円台までの下落。そして１４０００円台までの復活。夏枯れで今は１３０００円台で推移していますが、日柄の整理と考えた方が良いでしょう。 今、マーケットを漂っているのは誤解と錯覚。 教科書的には金利上昇＝債券安＝株高の構図のはず。 ところが週末のＮＹは金利上昇は株式への懸念要因。 この解釈の是正はどこかで行われる筈です。 一方で東京市場は依然として債券選好の動き。 金融庁が銀行検査に対して銀行の融資基準でおやりなさいと姿勢を変化させたことは、実は不良資産を恐れて国債投資だけでお茶を濁しているといずれ債券暴落の際はどうするの？と読みかえられなくもありません。 他よりも一歩早く債券→ＥＴＦへと投資姿勢を変化させた三井住友（ 8316 ）などは、メガバンクの先陣を切って上がり始めるのではないかというシナリオを描いています。 日経では、「ニュース一言」に京急（ 9006 ）の原田社長が登場。「羽田は世界各地から利用者を迎える体制が整った」というコメント。オリンピックが気にかかるところ。 興味深かったのは、福知山の花火会場爆発事件の報道。昨夕のＴＶで登場したのは明治神宮花火大会。主催者は電力は小型発電機で供給し、各店の自家発電はないとの報道。そこに登場した発電機には「あれこれレンタル、カナモト」（ 9678 ）のカナモト坊やのシール。 どちらも来週の日経ＩＲフェア（東京ビッグサイト）に登場します。その前に今週木曜の札幌でのＩＲもあります。今朝のサンケイでは「羽田空港新設事業に伴って発生した空港跡地（東京・大田）を『国家戦略特区』拠点にする構想浮上。構想では中小製造業支援、クールジャパン、先端医療の3分野に集積。日本経済底上げする狙い」。 目は離せません。 加えれば、ＪＸ（ 5010 ）。三菱ＵＦＪモルガンスタンレーが目標株価を引上げました。 というよりも河口湖で休暇中の安倍首相。金曜はまた富士桜カントリーも森元首相、茂木経産相、笹川日本財団会長とプレイ。土曜は富士ゴルフコースでフィルムの小森会長夫妻と昭恵夫人とプレイ。夜は忍野の日本料理「忍野八州」でＪＸの渡相談役と会食。 日曜はその渡相談役とキャノン（ 7751 ）の御手洗会長と鳴沢でプレイ。夜はホテルマウント富士で石原慎太郎親子。場所が富士とはいえフジＴＶ（ 4676 ）の日枝会長が見え隠れしているのも気になります。 新興バイオ相場とゲーム相場が同居したマーケット。そろそろバイオが動き始めてもよいような気がしています。 例えばナノキャリア（ 4571 ）。２００日移動平均からの乖離は先週マイナス３９％まで行きましたが、今週は反発。そろそろ日柄も完了感が高いところ。