劇場版「鋼の錬金術師」が面白かった件
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劇場版「鋼の錬金術師」が面白かった件

2017-12-01 16:09
  • 44
どうも、えぬやです。
いつもはモデリングとゲームを趣味にしてる畜生です。

そんな私が昔から好んでならない漫画があります。
そう、「鋼の錬金術師」です。

出会ったのは忘れもしない、2003年10月に始まったアニメ「鋼の錬金術師」(以降、鋼一期と呼称します)。
原作好きの人からすれば、原作と全く違う展開、結末を描いた問題作として有名な作品ですが、自分としては自分とハガレンを巡りあわせてくれた切っても切れない大好きな作品です。
当時どのくらい好きだったかというと、アニメ全51話のサブタイトルを記憶していた事もあったくらいです(今でも1クール目のサブタイトルは言えると思う)

もちろん原作も大好き。ガンガンも原作8巻辺りから最終回までの7年間ずっと購読してました。
2009年版アニメにあたる鋼FAも大好きだけど、当時は原作好きが加熱しすぎて
「メイ・チャンの登場シーン違うやん!」
「イシュヴァール戦の上官殺害シーンないやん!!」
とぶーぶー言ってたものでした。
最終的にはミロスの聖なる丘も3回見に行くぐらいのハガレン馬鹿でございましたが。

という具合に、最終的にハガレンと名のつくものだったらなんやかんや受け入れてきた自分ですが、ハガレン実写化というのは流石に不安を隠せないでいました。
最近の実写連発の具合を見てるとあまりいい印象を受けなかったし、「あぁ、ついに実写化の魔の手が…」と戦々恐々してたものでした。(発表された時期が実写進撃の巨人の大爆破直後だったということもあり)
ちなみに最近のドラマとか全然見ないので、配役に関してはほっとんどわかりませんのであしからず。大泉洋とかはまだしも。

「いやまぁでもハガレンだし、なんやかんや楽しめるだろう」と妙に前向きな気持ちで、わざわざ本日有休取って公開初日に見に行く程度にはハガレン馬鹿。

というわけで、実写版ハガレンのネタバレ感想まとめ、始めるよ!!!!!!!



































------------------以下、劇場版鋼の錬金術師 ネタバレ注意------------------
































最初はエド、アルの幼年期からスタート。錬成陣でおもちゃを錬成したエドとアル。
母親であるトリシャに練成したおもちゃを見せに行く。
ちなみに子役は見事な棒っぷり。そこから突っ込んだら後々突っ込みきれんだろう、と思ったので、しゃーない、で済ませる。

「すごいわ、きっとお父さんが帰ってきたら喜んでくれるわ」褒めるトリシャ。

ちなみにこの後父親の話題は一切出てきません。錬金術師だったとか、エドがおとん嫌いとかそういう話を含めて一切なし。
まぁ二時間半でまとめるなら最強のおとんの話してると尺たらんだろうしね。

トリシャに褒められてウキウキのエドとアル。
と、直後倒れるトリシャ。

そして葬式。ものの見事に即死したおかんであった。
流行病どころかDEATH NOTEに名前を書かれたのではないかというレベル。

エドとアル、墓前で母親をよみがえらせることを決意。

で、次のシーンに入ったら有名な「人体の構成材料」のシーン。
ちゃんと「子供のお金でも市場で全部手に入る」とセリフ付き。
ココらへんとか含めて、結構鋼原作のセリフを完コピしてくるシーンが多いぞこの映画。

で、人体錬成開始。何か様子おかしいと焦るアル。
錬成陣を中心に嵐が起こったような光景になり、直後、部屋がバラバラになって吹っ飛ぶ。
アルフォンスが座っていた床だけ錬成陣に巻き込まれて消える。演出にしてもなんじゃこれ、という感じだけど、たしかに映像化するのめんどうだもんね。

エドがアルの名前を叫びながら、タイトルロゴ出現。
ニーサンの足もげ腕もげは流石に描けんか。子役だし。

時間飛んでリオール。
神父コーネロが逃げ回り、それを屋根伝いに走って追うエドワード、最終的には屋根から飛び降りてコーネロの逃げ道を塞ぐ。
んー、ここが実にハガレン。ニーサン慣れもしないのに無駄にアクロバットなことしたがる。

コーネロ、指輪の疑似賢者の石を使い床や壁を飛び出させエドに攻撃。
逃げてたエドだったけど、床から伸びた突起を真正面から受けて伸びる。
ここも実にハガレン。なんやかんやニーサン致命傷受けた数は少なくても、まぁまぁダメージ受けるもん。

それでも追いかけるニーサンに、コーネロが床から土でできた合成獣のような獣を練成。
…アウトです。賢者の石にしろこのおっさん無機物から有機物作りおったぞ…
いやまぁ鋼一期でもレト神の銅像を動かしまくってたし、それと同じものと思えばあるいは…

合成獣との戦闘、ここでアルフォンスも参戦。
このアルフォンスが凄く動く。動くけど重量感もある。
尚、後述するけど、アルフォンスのクオリティはずっと維持される。
CG好きとしてもこんだけ生きてるアルフォンスを見れただけでもお釣りが来ると思う。

が、合成獣に頭をふっとばされるアル。コーネロもそこで初めて「中身がない!?」と気づく。直後エドも腕と足を噛まれ、オートメイルが露出。

「その右手と左足…そうか、貴様が鋼の錬金術師だな!!」
YES。その反応が正しい。
そもそも原作一巻でどうして「こやつら、錬金術における禁忌、人体錬成を犯しおったな!!」とか言ったんだろうね。物分り良すぎるよね。

コーネロ、街に逃げ込み、市民を人質に取る。ろくでもねぇぞこの神父。
対してエドは手パンで巨大なだるまを練成。みな唖然とするなか、「隙あり!」と神父を顔パン。だるま戦わねえのかよ!!巨大レト神像で神の鉄槌とかしねぇのかよ!!

諦めないコーネロ、指輪のついた手でニーサンのオートメイルの右腕の追撃を殴り返し、賢者の石の衝撃でエドが吹っ飛ぶ。賢者の石も指輪から外れぶっ飛ぶ。
この衝撃でオートメイルが壊れたっぽかったんだけど、何故か電気エフェクトがビリビリと出てる感じで。
いやこれ機械鎧っていうだけあって、機械要素もあるけど、もうちょいアナログな代物じゃなかったっけ?電気信号読み取るけどバッテリーとか入ってるわけじゃないのよ?鋼一期も神経繋ぐときとか電気エフェクト出てたけどさ!

「そこまでだ鋼の」と突如現れる大佐御一行。ちゃっかり落ちた賢者の石も拾う。
「視察に来たら、街で暴れている錬金術師がいると聞いてな。」
あれ、リオールってそもそも結構限界集落だったから、そこで錬金術を神の御業として持て囃して宗教で縛って信者を最強の軍隊として運用しようって話だったよね。軍属が普通に視察に来ちゃうんじゃ元も子もねぇぞ。まぁ大した問題ではないけども。

「だけど賢者の石が!」と叫ぶエドに対し、賢者の石に火をつけ燃やす大佐。
「賢者の石は壊れることのない完全な物質ではなかったかね?」
正論だけど何故とどめを刺した大佐。
街で暴れた罪としてエドはイーストシティへ連行される。
アルフォンスはなぜかリオール置いてけぼり。

エド、大佐の部屋でトーク。
「いい加減賢者の石は諦めろ。賢者の石の存在は軍部も否定している」
これは原作にはないくだり。裏では賢者の石バンバン作ってた軍部だけど、実際その実在の有無に関しては「研究しているマルコーって錬金術師がいた」ぐらいの情報だったし。

「所詮はあれもただの錬金術の増幅器だ。それは軍部も研究している」
というセリフで、何故か銀時計がピントに合う。
おいおい、それは「銀時計は錬金術の増幅器になっている」っていう鋼一期の設定を意識してるな―????そういう鋼一期のファンにしかわからないポイント上げてくるのかーなーりー好感度高いぞー??????

「その賢者の石のために、街を壊して人々に迷惑かけてもいいというのか」
「アルの身体のためだったらなんだってする」
んー、ココら辺のニーサンは尖ったナイフ。
さすがに原作も鋼一期もここまで過激な発言はしなかった気がするぞ。

大佐とエドが睨み聞かせる中、ヒューズ中佐が登場。場を和ませる。
正直ニーサンと大佐のビジュアルは酷評するほどではないにしても、まじまじ見てると笑っちゃいそうなナリだったけど、佐藤隆太のヒューズは馴染み方が尋常じゃない。ROOKIESの影響で登場したらGReeeeNの主題歌とか聞こえてくるのかと思ったけどそんなこともなかった。

その後ハクロ将軍も登場。青の団も登場していないので、耳なし芳一状態ではない。
というか小日向文世のせいでむっちゃくちゃ気のいいオッチャンになってしまった。原作のハクロ将軍要素は一切ないのでほぼオリキャラと思ってくれて良い。
「弟くんとも話したいなぁ。私は君たちを応援しているよ」
とエールを送るハクロ将軍。人が良すぎる。皆さんこいつが黒幕です。

ヒューズ中佐と大佐の不満を言い合うエド。確かに映画の大佐は妙に堅物な気もする。ディーンフジオカが女癖悪いってのもイメージできないもんね。

そこに現れる、リオールの街の修復を終えたアルと、何故かリオールまでエドに会いに来て、そのままイーストシティまで来ちゃったウィンリィ。
正直この映画で一番ダメだったのは、ウィンリィがでしゃばりまくってたことだと思う。というぐらいには色んな所に出張るウィンリィ。ウィンリィはあくまでも待つ女なんだよーうわー。
で、壊れた腕の修理がてら、中佐の借家で、中佐の妻のグレイシアからご飯をごちそうされるエド、アル、ウィンリィ。
どうやら中佐はセントラル勤務だが、ある事情で1ヶ月イーストシティへ出向してるとのこと。短期の出向で奥さんと一緒に一軒家を提供してくれる軍部、すごくホワイト。しかし上層部はブラック。

そしてエドの寝床シーン。うなされながら起きるエド。
このシーン、エドの腕、足が生身になってて「いや、そのミスはいかんぞマジで…」となってたらやはり夢だったらしく。映画冒頭の人体錬成シーンへと飛ばされる。しかし何故か子役じゃなくて、現代エドで。
これ、悪魔でも夢の光景ってことなんだろうけど、凄く紛らわしいぞこれ。初見の人が「エドって人体錬成したら急に成長したの?」って勘違いされたとしても一切フォローできんぞ。

ここで真理の扉、真理君などが登場し、足持って行かれ母じゃない物体に絶望するシーン。
ここらへんはエドが成長した姿であるってこと以外はだいたい原作と同じ。やっぱ子役に腕足もがせるわけにはいかなかったのか。

で、アルフォンスの魂を定着させようってところで、目を覚ます。いや、こいつアルフォンスに血印描いてなかったやん、とかそういう細かい指摘もあるけど割愛。そもそもアルの血印って映画内で一切出てこなかったし。

ハクロ将軍の紹介でタッカー家に案内されるエド、アル、ウィンリィ←嫌だからなんでお前いるのさ。
それにてニーナ、アレキサンダー、タッカーさん合わせて総登場。
エドが人体錬成したことを告げ、賢者の石についてマルコーという軍医が研究していたこと、最近近隣の街で目撃証言があったことをエドに告げ、マルコーに会いに行くことにするエドとウィンリィ←いやどうしてお前もいくねん。

アルフォンスはタッカーの家に残り、タッカーの元で催眠治療を受けることに。
えっアルフォンス君に催眠療法聞くの。寝たのと同じ状態になれるって、お前、優秀やんけタッカー。
「でも魂の定着なんて普通は不可能だし、人為的に記憶を植え付けられた作り物と考えるのが普通だね。現に錬金術で記憶を埋め込んだ実例はいくつもある」
ナニイッテンダこのタッカーって奴。お前そのポジションはバリー・ザ・チョッパーやぞ。というか記憶の植え付け実例あったんけ、錬金術やべーよそっちを選考しろタッカー。

ウィンリィ、マルコーの姿を発見し追いかけるも、部屋の中で猟銃ぶっぱするマルコー。ウィンリィを狙おうとするもエドが手パンで銃身を曲げ暴発。なんか似たようなシーンはどっかにあったけどなんだっけ。原作一話のレト神信者のとこだっけ。

で、エドとマルコーの会談シーン。「地獄を見るぞ」「地獄ならとうに見た」までは見事な再現だけど、突如ラストさんが出現。
エド、ウィンリィを爪で抑え、マルコーさんをサクッと殺害。
いやいやいやいや、そんな表立って行動していいんけ…
「人柱候補だから何もしなかったら貴方は生かしてあげる」ってホムンクルスとの初対面がココとは。ウィンリィも見てんぞ。
死に際のマルコーに第5研究所のことを聞くエド。
ウィンリィに死体の後処理を任せ←名采配、急いでタッカーハウスへ戻ることに。

タッカーハウスに戻るといつものシーンへ。見てくれ、人語を喋るキメラの完成だ。
いやもう何回読んだかわかんないけど、何回見たかわかんないけど、鳥肌立ったのはこの映画が初めてかもわからん。
最初はすげぇ!と感嘆していたエドだが、キメラが「エドお兄ちゃん…あそぼ?」というセリフを聞いたときの、唖然としながらも血の気が冷めていくシーン。
このときのエド、もとい山田涼介の表情がすごかった。その一言で全てを悟った、という表情がとてもよかった。この演技で「山田涼介凄いじゃん」と見直した。

「ニーナとアレキサンダー、どこいった」
「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」

みんなー!!!!コラでしか知らないシーンがついに実写で見れるよ―!!!!!!!!!!
皆実写でもいいから見に行こうなー!!!!!!!!!!!!!!
シャンバラでもミロスでも見れないぞー!!!!!!!!!!!!!!!!!

エド、ボコスカとタッカーを殴りつける。当然、オートメイルの右腕で。
アルフォンス、催眠明けでフラフラの状態でエドを止めに入る。

「へっ…綺麗事だけでやってられるかよ…」

「タッカーさん、それ以上言ったら今度は僕がブチ切れる」


「タッカーさん、それ以上言ったら今度は僕がブチ切れる」

「タッカーさん、それ以上言ったら今度は僕がブチ切れる」

ひぃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!

ついに!!!!!

鋼1期でも!!!!

鋼FAでも!!!!!!!!!!!!!!!

何故かセリフが省かれてしまったアルフォンスの初めての感情的なセリフが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ようやくちゃんと!!!!!!!!!!!

原作と同じ状況で使われたぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!

思えばハガレンのPSPのゲームでアルフォンスの追加ボイスとして採用されたこともあったけど、あれはあれで怒りの感情がノリすぎて別の意味合いのセリフだったのに!!!!!!!!!!!!!!

今回は文脈通りの、静かに怒るアルフォンス!!!!!!!!!!!!!!!

加点なら5000兆点!!!!!!!!!!!!!!!

GOD!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOD!!!!!!!!!!!

映画館でニーナちゃんの悲しいシーンなのにここでガッツポーズを決めていた馬鹿がいたら、それは自分です。感情を抑えられなかった。ありがとう監督。誰がなんと言おうと、お前がナンバーワンだ。

所変わって、落ち込むエドアルを激励する大佐。
「人間なんだよ!女の子一人救えない、たったひとりの人間なんだよ!」
これも名台詞なんだけど、原作だとタッカーとニーナがスカーに殺されたシーンのあとなんだよね。タッカー生存ルートかよ。いらねぇよ、鋼一期かよ。
「アルフォンス君!真実にたどり着くまであと一歩だ!!また会おう!!」
憲兵に連れられる際に叫ぶタッカー。もうここらへんはほぼ大泉洋。北海道ならぬブリッグズの地で果てろ。

とりあえずマルコーの遺言を元に第五研究所について調べるエド。アルも手伝わせずやけになってる中で中佐とロス中尉がご飯持って登場。皆、泣きぼくろの位置をちゃんとチェックだ。

中佐の手伝いも加わり調査に根が入るエドだったが、そこにハクロ将軍登場。
「第五研究所、この廃缶詰工場だよ。なんか悪いことやってたらしいよ」
ありがとう黒幕!全然信じられねぇけど!!

また、ヒントを挙げたのと同時にリオールで暴動が起こったことを知り、すぐに現場に駆けつけることになったハクロ将軍。
一人残されるヒューズ中佐、リオールの暴動と聞いて地図を見直し、ある共通点に気づく。
「勘が良すぎたわね、中佐」現れるラスト。
投げナイフで反撃し、逃げる中佐。さすがはROOKIES。ナイス投擲。
「アンクル!シュガー!オリバー!エイト!ゼロ!ゼロ!」
軍がヤバイことを告げるため、外部から電話をつなごうとする中佐の背後に…

現れたのはマスタング大佐。

お、おまえかーい!!!泣きぼくろあらへんのかーい!!さっき泣きぼくろチェックした俺の時間返せやーい!!
中佐射殺。ココらへん、完全に初見用のミスリードだと思うんだけど、マジで記憶なくした状態で見てみたいなこれ。結構びっくりするわ。

案の定何もなくて焦るエド。随行するアル、ウィンリィ←何故まだいるのか
そんなエドに対し、アルも自分が作り物じゃないかという疑問をぶつけだし、殴り合いに。
アルフォンスが壁砕く勢いで殴るけど、エドも負けじと殴りまくる。
ここのシーンの熱量が凄い。アルってほんとにCGなんだよね、ってぐらい血生臭く殴り合う。

アルフォンスを押し倒し、何度も鎧の顔を殴りつけるエド。
鎧の顔にエドの血がつく。
「兄さん、右手で殴れよ」
応えないエド。黙って何度も、生身の左手で殴りつつ蹴る。
手袋は破れ、真っ赤に染まっている。
「…痛いよ兄さん」
「痛くないだろ!!お前の身体は!!!!」
「うぅん、痛い…痛いんだ兄さん」
エド、殴るのをやめ、アルフォンスにもたれかかる。

+5000兆点。
ぶっちゃけこのシーン、自分も目に涙が浮かんでた。

生身のタッカーはオートメイルの右手で殴り、鎧の身体のアルフォンスを生身の左手で殴る。
この対比が素晴らしい。
でもエドは絶対こういうことする。
このシーン、原作にもアニメにもなかったけど、間違いなくエドはこういうことする。
このシーンで改めて、実写版ハガレンも、ちゃんとハガレンなんだと再認識しました。
まじでお金渡すからこのシーンのためにハガレンの映画を見に行ってくれ。

廃工場から出てきた所を、何故か軍に拘束されるエド。置いていかれるアルフォンスとウィンリィ。
同じ部屋にはホークアイ中尉もおり、「ヒューズ中佐が殺害され、犯人は大佐」と告げられる。大佐、あまりにも戦闘しないからって人柱候補から漏れ、ホムンクルスに殺人犯に仕立て上げられる大佐。哀れか。

「大佐はどうやら第五研究所に向かったようなの」
「第五研究所?缶詰工場ならさっきまで俺たちがいたぞ!」
「?第五研究所は収容所のはずだけど」
くーろーまーくー!!!やっぱ良からぬこと考えてんだろお前ー!!

第五研究所の地下を歩く大佐だったが、そこにロス少尉率いる小隊が大佐のいく手を阻む。
「抵抗するなら撃ちますよ!!」
「…そうか、お前か」
指パッチンで、ロス少尉を燃やす大佐。
この時のロス少尉の叫びが痛々しい。というか本気で全身焼いてて、血の気が引いたレベル。
この大佐マジでやっちまったぞ…泣きぼくろもちゃんとあったぞ、このロス中尉…

と思いきや黒焦げになった皮膚を身体させるロス少尉。
「どうしてわかった?」
「ロス中尉のホクロは逆側だ」
「あぁ、うっかりしてたよ」

そっちかー!!!!!!!
とりあえず泣きぼくろの有無しか見てなかったわ!!
ミスリードにかかったのはオレだった!!!!!!

そんな最中、エド、ホークアイ中尉が合流、ホムンクルス軍団であるラスト、グラトニーも集合。エンヴィーも変身を解く。

ここで回想入り、ヒューズの電話はちゃんと大佐につながっており、
ヒューズの背後に現れた大佐は偽物とヒューズも判断していたが、
咄嗟に落とした写真に写っていたグレイシアに変身し。反撃が遅れ、射殺された。
しかし、ただでは死ななかった中佐。大佐にホム運クルスのこと、第五研究所のことを告げてから命を引き取った。
すごいぞ中佐。鋼一期、鋼FAよりも凄く仕事してるぞ。
というか一発撃っただけでトドメを刺さなかったエンヴィー君は反省しよう。
マルコーを完全に殺しきれなくて第五研究所のことをエドに聞かれてしまったラスト君もだ。

ラストがホークアイ中尉に向かって爪を伸ばすが、大佐が身体を使って阻止。
ここで脇腹に大穴が空いてしまう。
ここでラストとエンヴィーが離脱。大佐は致命傷ながら、エドに二人を追うように指示する。
グラトニーは二人から置いてきぼりにされ、モブ軍属を食べるように指示される。

ちなみにグラトニーはデフォルトでお腹くぱぁ状態です。内山くんがもりもり喰ってるのはあんま見たくないのはわかるけども。ちなみにくぱぁで誰か、もとい何かを食べるシーンは出てこない。これはちょっと不満。

エド、二人を追っていたはずが謎の錬成陣がある部屋にたどり着く。
部屋の奥から現れたのはタッカー。おーまーえーかー!!!!
アルとウィンリィは寝かされており、タッカーはアルを媒体に真実(真理の扉の奥)を見たとのこと。
催眠療法便利すぎる。綴命の錬金術師じゃなくて裸の催眠術師になれ。というかアルフォンスのバフまですませやがって、アルフォンス関係のエピソード全部お前で消化されるのは解せんぞ。
ウィンリィを人質にしてエドに自分のオートメイルを外すように脅す。ほんといいとこねぇぞこのウィンリィ。
仕方がなくオートメイルを錬金術でぶっちぎるエド。ちぎり方は鋼FAの1クール目OPのラストあたりのオマージュじゃないのこれ。そこまでガチな破壊しなくてもいいのに。ランファン戦のオートメイル囮にした時ぐらいの無茶な分離のさせかたぞ。

そしてエドに錬成陣をよく見るように指示するタッカー。
「お前ならこの錬成陣に書かれている内容がわかるだろう!!そうだ、賢者の石の材料は生きた人間だ!!」
叫ぶエド、笑うタッカー。
よくよく考えたら錬成陣って錬成対象の設計図なんだから、見る人が見りゃわかるよね。
よく見ると壁一面の水槽が賢者の石がプカプカ浮かんでいるという地獄絵図。
ここらへん、どちらかというと鋼一期の紅い水のクダリと似てるよね。

「まぁ、僕は賢者の石を錬成する気はないがね!僕はこの高所から、才能ある人物が消えるのを見るほうがいいんだ!それこそが高貴なものに与えられた権利というものだ!!(意訳)」
要はエドをこれからぶちころすぜ!みたいな言い方だったんだけど、正直良くわからなかった。というかもうこの時点でタッカーというよりは大泉洋だった。ぼくぁね!!とか

調子乗ってるタッカーを背後からグサッとやるラストさん。
グッジョブラスト姐さん。まだスカーに倒されてる方が絵面的に良かったねタッカーさん。

しかしその上から現れるハクロ将軍。やっぱ黒幕じゃあああああああああああん!!
と思いきや、ラストの方が上の立場のようで、
「貴方じゃ賢者の石は使えないでしょう」
「そこのタッカーくんが解読してくれてね!皆は彼を無能と言ったが、私には見る目があったようだ!」
確かにタッカーのことをよく見てたもんだと思うんだけど、そう思うなら最初から囲っておけばこんなことにはならなかったものを。

そして、ココで不死の軍団の登場。
「人体錬成をしてはいけない理由はね、個人が強力な軍隊を持たないようにするためだよ!」
と、説明。
この理由をエドも「倫理に反するから」とか言ってたけど、皆が皆三原則の所以知らなさすぎるでしょう。本編に登場する前からハガレンガイドブック2で理由が語られてるんだぞプンプン。金を錬成しちゃいけない理由も、それが定められる原因となった事件の名前も載ってるから皆チェックだ。

ハクロ将軍、ラストの爪を華麗に避けて天井にぶら下がってた不死の軍団に賢者の石を定着させるものの、「私がパパだよ!」と言いながら食われる始末。黒幕でもなんでもねぇな、何だったんだこのおっさん。

流石に不死の軍団が外に出るのはヤバイ、とホムンクルスもタジタジながらグラトニーに全部食うことを指示。逃げるラストとエンヴィー。ここらへんの成り行きはよくわからんけど、ホムンクルスが内部のゴタゴタで慌てふためくのはなかなか絵面として面白かったのでOKです。

復活したアルフォンスが手パン錬成をできるようになり、不死の軍団の道を塞いでる間に、オートメイルの修理をするようエドがウィンリィに頼み込む。
自分が脅しの材料になって壊れたオートメイルを自分で直して大儲け!ウィンリィです、よろしく。

不死の軍団を相手しがてら、ラストたちを見つけ攻撃を仕掛ける大佐。燃えるエンヴィー。
傷口は焼いて塞いだ!二三度気絶仕掛けたがな!!
でも痛くて動けなくなってるのをいいことに、攻撃を仕掛けるラスト。

そこにエドが現れ、石柱を飛ばして足止めを行い、作った石壁に隠れる大佐とエド。
「大佐気づいているか…あのホムンクルスの様子…」
「あぁ」
お?お?もしかしてエンヴィーの足元が沈んでるのに気づいて、実はデカブツであることを見抜いたか!?

「おい、そっちのホムンクルス(エンヴィー)!お前、再生が遅いがあと一回で死ぬんじゃないか?」
そっちかー!!!
逃げるエンヴィーをすかさず燃やす大佐。
黒焦げになりフェンスに突っ込むエンヴィー。これで終わりか…エンヴィー君、この映画でびっくりするほどいいとこ無いぞ。

怒ったラスト、大佐とエドを爪で拘束し、トドメを刺そうとするも、あとで駆けつけたアルが壁で阻止し、爪を折られたラストが慌てふためく。意外と簡単に折れるぞ最強の矛。

その隙に大佐がラストを燃やし殺す。
最後は胸に手をツッコミ賢者の石を引っこ抜く。
いや待って、そっちが核じゃねぇんか。もっかい腹に爪刺されるぞ。

と思ったけど、これが致命傷になったらしくラストさん死亡。
「あぁ、これで死ねるのね…人間みたいに…」
自分の死を人間と重ね合わせるあたり、思い出されるのは鋼一期のラスト。このラストさんはスカーの兄の死んだ恋人を人体錬成で蘇らせようとしてた失敗作がベースになってたことと、スカーに何とも言えない感情を抱いてたこともあって、人間に肩入れしてたキャラだったから、それはそれで魅力のある人物だったのです。

ちなみにこの間に不死の軍団はホークアイ率いる小隊に頭を撃ち抜かれて全滅。なんだったんだこいつら。

ラストは死亡したけど残った賢者の石。どうやら核というよりかは自動回復アイテムみたいな扱いだったっぽい。
それをエドに手渡す大佐。
アルフォンスとウィンリィが心配そうに見る中、エドは賢者の石を持ったまま手パンする。

再び、真理の扉の前。
「持ってきたのか、通行料。弟なら、そこにいるぜ」
真理君が指差した先には、ガリガリになって髪が伸びた少年?の姿が。
体育座りしてるんだけど、やたら艶めかしくってエロかった。アルフォンスの中の人でも良かったんやぞ。
しかし賢者の石を使うことを断るエドワード。
「アル、絶対いつかお前を取り戻すから!それまで待ってろ!!」

元の空間に戻るエド。
真理の扉の前に、アルフォンスの身体があったことを告げるエド。
「誰かの犠牲に幸せになっても嬉しくない」とアル。(真理の扉の前に行った時点で賢者の石使ってない?という疑問はこの際考えないことにする)
違う方法で、必ずアルの体を取り戻す、と決意を新たに、エド、アル、ウィンリィはまた新たな旅に出る。いやウィンリィは帰れよ。

スタッフロール後、フェンスに突っ込んだエンヴィーの焼死体から、エンヴィー本体がポロッと落ち、どこかへと逃げ去っていく。続編か?続編期待してええんか???

------------------------------------------------------------------------------------------
というわけで、鋼の錬金術師劇場版でした。
減点なら赤点取れそうな気もするけど、
残念ながら加点法では1京点です。

正直ハガレンにあんまり造詣が深くない人にも見てほしい、というか感想が聞きたい作品です。
といいつつ、あのビジュアルだとファンでもない人はそもそも見る勇気がわかないのでは、という懸念もありつつ…
あと純粋なキャラ好きであればあるほど、許せない描写もあるんだろうなぁ、と思ったり(ウィンリィしかり、エンヴィー然り)

でも、これを黒歴史って言っちゃうのはちょっともったいないなぁ、と。
あと、これを機にハガレンという作品に触れる人が増えると思えば、やっぱりこの実写化は悪くなかったんだろうな、という気になります。

なんか公開前からボロクソ雑巾みたく叩かれてたのもあるけど、自分としては超傑作だったと思うので、制作陣にも監督にもありがとうって伝えたいですね。
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他34件のコメントを表示
×
それでいくら貰ったの?(笑)
14ヶ月前
×
と思ったけど、これが致命傷になったらしくラストさん死亡。
「あぁ、これで死ねるのね…人間みたいに…」
ホムンクルスの矜持をしっかり持ってたラストさんどこいったし…
「おい、そっちのホムンクルス(エンヴィー)!お前、再生が遅いがあと一回で死ぬんじゃないか?」
そっちかー!!!
逃げるエンヴィーをすかさず燃やす大佐。
黒焦げになりフェンスに突っ込むエンヴィー。これで終わりか…エンヴィー君、この映画でびっくりするほどいいとこ無いぞ。
畜生の道に堕ちとるやんかマスタングさん…
あのホークアイとスカーとエドがマスタングさんの復讐を止めるのが良かったのに…

エド、大佐の部屋でトーク。
「いい加減賢者の石は諦めろ。賢者の石の存在は軍部も否定している」
いや、マスタングはそんなこと言わんだろ
最終回の誰1人諦めろとは言わなかったじゃないかのエドのセリフ…
14ヶ月前
×
映画観た。原作既読者にとってみれば突っ込み所は上げればキリないくらい穴だらけでした。
オリジナルにしてももっとなんかあったろと……。こんなのだったら原作で明かされてない部分の補完とかを荒川さんに描いて欲しかった。映画じゃなくても売れたろう
14ヶ月前
×
アニメの描写不足にはモノ申すのに実写のガバガバは許せるのか(困惑)
14ヶ月前
×
仮にガバガバ部分や捏造部分が許せて話自体も面白かったとして
ビジュアル面での不備はどうしようもないのではないだろうか
いや、話の内容自体、キャラの性格とかイマイチ把握しきれてないオリジナル台詞とか見るに期待出来なさそうではあるんだけど……

実写にするよりラジオドラマ的な物を作るほうが反感少なく予算少なくリターンも大きかったのでは?
特典漫画のお陰でまぁまぁ人は来そうだけど、それで回収しても映画の制作費とトントンがいいとこでは?
14ヶ月前
×
ファンじゃない身としては肌の色合わせなかった時点でファンは見捨ててるとファンに考えられて当然だと思うんですけど。
やっぱりガンツ作者の「作者は金を稼ぐために作品書いてるファンの気持ちなんぞ知らん(要約)」っていうのが全作者の考えなんだから思う存分ぼこぼこに批評してあげろ
14ヶ月前
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原作好きでミロ星三回とかウッソだろお前
と思ったけど特典があったか
あれは原作好きなら褒められるものじゃない
14ヶ月前
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自分たちが批判される立場だと多様性や表現の自由を歌います。
自分たちの気に入らないものが有れば滅多打ちにして存在することすら赦しません。
オタクもオタク規制派も根はいっしょなんやな。
14ヶ月前
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>>42
まさにそうですね。所詮、皆同じ穴のムジナなんでしょう。
14ヶ月前
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>>15
大泉洋が良かったんだよ。エドなんていなかったぞ
14ヶ月前
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