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続けざまに寝ぼけ眼のポエムを。
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続けざまに寝ぼけ眼のポエムを。

2017-04-23 08:21
    おはよう。目覚めてしまった人。ぶうです。

    きっと今日のトークイベントも作品の創作にかかわることには特に触れないんだろうと思うので、

    ここで4th ALBUM「惡道に死す」小話でも。


    今回のアルバムは「4th」とゆうことで、最終的に「死す」に落ち着いたわけですか、
    その前には他にも色々な構想が頭をぐるぐると通り過ぎていて、
    「惡童のススメ」の次のタイトルは、

    「惡道のシカク」

    とゆうのもいいなぁと思っていたんです。

    資格とすれば、
    惡道の資格=共にこの道を行く為の言わばウシノシタ団入団の資格を授ける!みたいな意味のアルバムになるし、

    刺客とすれば、
    惡道の刺客=この道を行こうとする者達にウシノシタ団が放った刺客と言う意味のアルバムタイトルだ。

    視角とすれば、
    惡道の視角=この道を行かねば見えない、惡の側から見た視角を描いたアルバムになるだろうし、

    死角とすれば、
    惡道の死角=逆にこれまでの惡道では見えていなかった部分にスポットをあてたものになっていただろう。

    アルバムのタイトルが違えばきっと違う歌詞を書いて同じ曲でも全然違うものになっていたはずで、
    とても面白い。

    それに加えさらに、

    シカクを◼とすれば、
    それは塗り潰した黒いキャンバスかもしれないし、

    シカクを□とすれば、
    それは「小さな柵」で閉じ込められた箱庭。


    タイトルを「シカク」とすれば、
    それは世界と同じ、気づいてしまえばその見え方をなかったことになどできず、
    いつどんな側面からどんな風に見るかで変わる多面体となり、
    そのどれもが決して偽りの姿ではなく実体ある真実になってしまう。

    まったく無視して触れないまま通り過ぎれば薄っぺらになってしまう気がして、
    ちょっとそんな五次元構造扱いきれない。
    自由に泳ぎきれそうもない。

    だから結果として、
    「死す」と言う一択、1次元の線となったのはとてもよかった。

    さすがにこじつけマンのボクでも、
    「クアドラプル(もしくはクインティプル、ともすればセクスタプル)ミーニング」の鎖には苦しめられたことだろう。
    目につく限り全てを拾っていくなんてキツいし、
    でもボクは見えてしまったら全て拾いにいかないと気がすまないたちなのだ。




    ダブルミーニングと言えば、

    「ボクラ」の「大計画」が、
    「死」すら仕組まれた「DIE」計画。

    「死の計画」なのだとすれば、

    「大天使」は、

    「ボクラ」の為に「ボクラ」が宙から舞い降りる、
    自由な終末(週末)をもたらすその天使は、

    やはり「死の天使」なんだろうな

    と、アルバムを作って話が繋がる。



    ここから先はポエんでしまうのだけど、

    いつでもその場その場を楽しむように自由気まま日やっているつもりの自分が、
    その実、気付かず「なにか確かな形」に向けて全体像の見えない巨大な縫いぐるみを編んでいるような、
    どこかで理路整然と決まった「どこかの場所」へ向かっているような感覚になることがある。

    己の持った癖に抗わず、
    「意味を無視しないこと」を紡ぎ続けると、
    作者の手の離れたところ、無意識下に伸びた糸がゆらゆらと漂ってきて、
    そいつを掴んで手繰ると、太く束ねて編み込んできた過去のネットが揺れる。

    そうなると自分は言葉の意味とイメージの洪水に浮かんで糸を垂らす小舟になって、
    もうこうなったらいずれ釣り上げる時には惑星ごといく気概で海をまるごとすくいあげるしかない。


    制御できない連想ゲームの濁流は朝からポエムとなってぶちまけられてしまう。

    怖い。

    怖いけど、

    まぁやむない。

    小舟の上で、
    溜まりに溜まった言葉の海を引っ張る釣り人のボクは言わば1つの新しい月で、
    満潮を超えた満潮が海をぎゅんぎゅん引っ張る。

    起承を正しく経れば、
    いつかやってくる物語の「転」。

    ボクの引く糸を頂きの「点(天)」にして、
    きゅーーっと釣られ上昇し引き上げられる惑星は、宇宙から観れば本来天地の無い無重力空間を、どこかから溢れ千切れ「落ちる」一滴の涙の形。

    惑星まるごと一粒にまとめた涙は落ちる形のままどこまで逆流して上昇するのか、
    行き着く先は釣竿を引くボクの手次第だから、
    うーんどうしよう。
    書きながら考えてみる。
    じゃあもっともっと大きな、
    カラッカラの新惑星を目指して、
    そこで全部を解き放つか。

    この惑星はたぶん粉々になって大地に混ざり、
    巨大なものはより巨大な重力を持つから、
    何倍もの重力に引き潰されて弱い生き物達はみんな死んでしまって、
    海が潤した広大な新天地には新しい花が咲く余地が有り余るから、
    「狂い咲く春のはじめ方」よろしく、
    飽和していた世界がまるごと種に、そして死骸はところどころで苗床となって、
    花からはじまる新しい創世記。

    おい、まだ9時前だぞ?

    きっと眠り足りないんだな。

    ここまでイメージが膨らんでポエむともうそれは目を閉じた眠りの中でやるべき領域に突入してるよ。




    「小話」が「神話」になっちゃいそうなので終わります。

    おやすみなさい。
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