なかなかブロマガを更新できずにすみません!ぶうです。

今日は名古屋でインストアイベントで、
実は「あれ?俺達が赤坂BLITZでワンマンやったなんて妄想だったかしら??」なんてちょっとびっくりするくらいの集客で(笑)
(来てくれた少数精鋭の皆さんありがとう!ゴリクソ楽しかったね!)
でもそれが逆に笑っちゃうくらい楽しくて、
メンバーもすげー楽しんでて、
やっぱえんそくをやってればどんな時どんな場所でも一緒にバカやって「楽しい」を作れるんだなーって改めて自信を持てて、
とっても嬉しかったです。


そうやってボクラが名古屋でゲラゲラ下らないことで興奮してる裏で、
今日シビレバシルが解散しましたね。

とてもとても寂しいです。

たかぴーみたいに、
「剥き出しの魂から血を滲ませるようにライトを浴びる生き方」はボクにはできませんが、
それは確かにボクが憧れて止まないスタイルの1つで、
有り余り過ぎなところも、
粗削りなところも、
時に不快な程にエネルギッシュなところも、
笑顔がかわいいところも、
いとおしく、羨ましく、
いつも特別な眼差しで彼のライブを見ていました。

彼のライブを見るとボクはネジの外し方をいっそう思い出して、
いつもより少し良いライブができた気がします。

だからなるべくたくさん見たいなーと思っていました。

そんなボクが見られなかったシビレバシル最後のステージをみんなが楽しんだり悲しんだり、
感情を揺さぶられながら見ててくれたなら、
なんだか嬉しいなぁーと。
どの立ち位置で言ってるのかよくわかんないですが(笑)そう思います。


長いこと走り続けてきたんだろうから、
まぁちょっと休んで。

また必ずライブハウスに戻ってきて欲しいです。

ちゃんと先輩のボクを寂しくさせないようにお願いします!(笑)



さて、

ステージに立つ人にも色々な人がいるし、
例えばたかぴーにしたって何を思ってそこにいたのかはわかりません。

けど、

ボクにとってはバンド(ライブ)は、
「こうなりたい!」
「こうだったらいいのに!」
そんな自分になる、
そうあれる、
そうあるべき場所で、

それは「アタリマエ」とか、
もっと言うと、社会とか常識とか日常とか、
そう言った枠組みの中ではなんでだか満たすことのできない(これは見方によっちゃあ生きる上である種の障害を抱えてると言えるだろう)、どうにもならずにハミ出してしまった部分を表に出す場所です。

それと同時にボクは、
きっとメンバーも観客も、
ボク自身がそうであるのと同じように、
ライブハウスで「社会とか常識とか日常とか」をぶっ壊して変えちゃうようなパワーに出会いたいんじゃないかなとも考えています。

(どうですか?別に同じじゃなくたっていいけど、同じことを思ってたらもっといいのになー)

そのパワーがどんな形で出てくるのか、
怒りなのか悲しみなのか、
それは例えば怒声でも涙でもいいし、
はたまた「楽しいが過ぎるぜぇーー!」とかなのかもしれないし、
「意味わかんなくてすげぇー!」でもいい。

度を過ぎたエネルギーはどれも美しくカッコいいから、
その中からそれぞれお好みの突き抜けたベクトルを愛せばよくて、
とにかく、
そうやって、
「ネジの飛んでる自分になりたい」
「ネジを飛ばしたい」
ってハンドマンが
30分とか二時間とか、
「ネジを飛ばした自分」になって、
見た人がそのパワーを受けてネジの上手い飛ばし方を覚えてみたり、
本当に一緒にネジを飛ばしてみたりする。
そうゆう場所がライブなんだと、

10数年ライブをやり続けてきて今、
改めて言語化してみるとそんな感じでした。


えんそくは続きます。

いつでもライブハウスに会いに来て下さい。


誰もが「ライブって!バンドって!最高だぜー!」って思っちゃう麻薬の時間を一緒に作りましょう。



「普通でいい」
とか
「私の日常は最高」
とか、
それだけで満足できる人はきっとライブハウスになんて来なくて、

例えばそこに不満がなくても、一見満たされていても、
それだけじゃあどうにも足りなかったり余ってしまったりする部分を大小抱える人らが集まって、
共同幻想や集団催眠のように、
一緒にネジを外す。

その為の麻薬(の合法的治療目的運用)がライブ。

そんでそこで得た「感覚」や「方法論」を毎日の中に持って帰って、それによって何かしらの場面でプラスになる力を引き出せたらなお良いよなーって。

ライブって、
ライブハウスって最高だなーと思います。


実はボクもいい年齢の立派な大人ですけど、
(え?知ってた!?笑)
明日も明後日も、
これからもずっと、
みんなといる時には14才のボクでいれたらいいなー。って。

いや、

います!

誰よりもネジを外すのが好きで、
誰よりもネジを外すのが得意で、
いつどこのボク自身よりもネジの外れていた14才のボク。

もっと言えば、
その14才のボクが夢に描いていた無敵の14才で!


明日もボクはライブハウスで飛んでるから、
明日でも、
まぁまた会ったときでも、
いつでもまたバカなことで興奮して笑い合いましょう。