東京、大阪、仙台。三つのホームタウンを持つ男。ぶうです。

やぁやぁ!!
仙台に到着したぞ!!

おや??
まだこっちは杉花粉飛んでます!?
ボクの超高精度なレーダーが若干反応してるんですが…

あ!やべぇ!
薬を持ってくるのを忘れた!!!



てことで、


春を追いかけるように進む寺子屋ツアー、
北日本編の始まりだ!!


ただいま仙台!

仙台はいつでもいつまでも、
ボクラえんそくの第二の故郷!

だから明日のライブはブレーキのきかない青春むき出しの爆裂ギグにしよう!
必ずだ!!

みんなの熱い声を待ってるぜ!







と言ったところで。


今日は出発前に秋葉原へ行ったんだよね。


普段来ない大きな町を一人歩けば、
日陰は春の風を涼しく感じられ、
ひなたは微かに初夏の香りがするような、
絶好の散歩日和で、
(渋谷や池袋と違ってなんだか町にも溶け込めてる気がしますしねっ!笑)
「たまのお出かけもいいぜ!」となりました。


ミドあたりに
「どうせメイドを見てぶひゅーぶひゅー言いながらうろついてたんだろ?」
と言われそうですが、
そうではありません。


イヤモニ(ライブで耳にはめてるやつです)のケーブルが断線気味だったので新しくしに専門店へ行ったのです。

買ったときについてきた純製品とまったく同じケーブルに取り替えてもよかったのですが、
よし!この機会に好みに合わせてリケーブルしてより良い環境を目指すのもいいな!
と、全然詳しくないながら考えて、
店内をひとしきりウロウロした後、
暇そうな店員に声をかけました。


つかまえたのはいかにも
「ボクもバンドやってます」
って赤髪の若いおにいちゃんです。



「あのー、ライブで使ってるイヤモニのケーブルが断線したので新しくしたいんですが、
これ初めて買ったやつなので、せっかくなら今回は同じくらいの値段でもっと歌がよく聴こえるようなケーブルがあればそれに変えたいのですが相談にのってもらえますか?」


「あぁ(お客さんが使ってる)それドンシャリ(高音と低音のパワーが強く派手に聴こえる)系のやつなんで声(は中音)を聴くのにはあんまり向かないんですよね。」


「(え?そうだったの!?)確かにちょっと高音が少しヒリヒリした感じかなー。」


「ドラマーの方だとクリック(打ち込みのシンセとかと演奏を同期させる為にドラマーが聴いてるメトロノームみたいな音)が大きくなりがちですよね」


「いや、俺はクリック聴かな……」






っておーーーーいっ!





今なんでドラマーだって決めつけた??






体型か!?

体型だなおい!?

このやろう!いきなり確定的にきやがったな!!?

悪いけどキャッチャーでもキーパーでもねぇよっ!!

俺がボーカルで悪いかよ!!





とは言えなかったですけど(笑)




そんなことがありましてね。



その後も、

「(お客さんの持ってる)それ少し長めなんですよ。こっちなんてどうです?
イヤモニの付け方なんですけど、ライブすると激しく動いたりした時に引っ張られて取れたりすることあるんで、服の中から通して背中にテープとかで貼るといいすよー!」 

とか色々アドバイスをしてくれまして。


「あー…でもいちいち貼るのめんどうですねー(別にそんな激しく動かないし何十本もライブやってるけど困ったことないし)」


「あ、貼ったり剥がしたりしてくれるスタッフとかいないうちは大変ですよね!」




とか。

俺がうろうろと挙動不審だったせいでしょうか?

なんか完全に、
「初めて専門店に来たかけだしドラマー」
みたいに思われているようで、

バンド13年目です。
年間100本とかライブやってます。

ともいまさら訂正できないまま、
「うー、あー、じゃあ、検討してみます。ありがとうございます。」と、
おとなしく今までと同じ純製品を買って帰りましたよ。

えへ、へへへへ。


今度からなるべく大物ぶった堂々とした歩き方で「まーまー、あ~~、ふぅぅぅ」
とか発生しながら、まず店内をうろついてアピールしますね(笑)



ちなみに。

ボクの使ってるイヤモニは入門用の割りと安いやつ(と言ってもなかなかの値段がするんだよ!)で、
初めから高いのを買って使わなくなるのは嫌だったので色々検討してこれにしたんですが、
今やすっかりイヤモニに慣れて(なんと言っても大会場でもオンボロライブハウスでもどこでも同じ環境でできるって安定感が最高ですね!)手放せなくなったので、
いつかはテレビに出てる人達が使うような、耳の穴の型どりをしてピッタリフィットする、オーダーメイドの高いやつが欲しいなーと夢見ています。
(これが最低でも10万円くらいからする!耳に入れるとこだけでだよ!?音質やなんかをこだわるとどこまでも高くなるよ!アンビリーバボー!!)


でも、
その時も必ず工房的なところで、


「どんな部分にこだわって作りたいですか?」

「歌がなるべく生っぽくそのまま素直に聴こえるような感じがいいですねー」

「なるほど。ボーカルさんの歌を重視するとなると……このドライバーを積むとドラムの音との相性も悪くなく聴こえてー」

「いや、ドラムセットの音はそんなに重視してないです…」

「あ、太鼓の音はご自分で叩かれてる生音が聴きたい感じですか?」

「そうじゃなくて。ボクはドラム叩かないです。」

「!?」


みたいなやり取りがあるんだろーなーと(笑)





そんなボクだから、
ライブでは誰よりもボーカリストとしてオーディエンスを沸かしてやりたいところですよね!はは!

明日も精一杯歌いますんで精一杯楽しんで下さい!
よろしくどうぞ!!