昨日の直売会について(ぶう)

夏が来ましたね。ぶうです。

 

コロナ収まらないこの厳しい時代。

今年の夏はどうなるんだろう？

 

本来であれば｢活動休止からの復活仕切り直しワンマン｣をやるはずだった昨日、6月28日。

 

コロナうんちゃらで未だにライブ活動休止を続けないといけないボクラえんそくは、

そのワンマン会場で先行販売する予定だった新譜｢5次元SUMMER SUITS｣を、

 

｢せめて新曲だけでも予定通りその日に聞いて欲しい！

 

と思って、

先行直売会をやることにしました。

 

 

 

てことで、

 

昨日はこんなご時世の中わざわざ中野まで来てくれてCDを買ってくれたみなさん。

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

｢もう新曲は聴いてくれましたか？｣

 

 

 

 

と、力強い笑顔で問いかけたいところなのですが、

それも叶いません。

 

まったく上手くいかない事だらけです。

 

 

 

 

 

今回のリリースにおいては

■｢5次元SUMMER SUITS(通常盤)｣

　＝7/1より全国流通の通称:事務所盤

■｢5次元SUMMER SUITS(未検閲盤)｣

　＝メンバー自主制作の非流通、通称:メンバー盤

 

(※メンバー盤は本来物販限定ですがライブの無い今、どうやって販売するか検討中・・・)

 

 

の2種類があるわけですが、

 

昨日の直売会の直前に初めて商品を開封しまして、

不良品であることが発覚してしまい、

(納品されたのは2日前。その時点ですぐ確認しろよ！って話なので、イベント当日のお知らせになってしまったのは本当にこちらの落ち度で申し訳ない。)

メンバー盤の方はお渡しできなくなってしまいました。

 

本当に、何の為の直売会だよ！！！とお叱りを受けても仕方がないですね。

 

 

 

 

具体的に言うと、｢組み立て工程｣でのミスがありました。

 

CDはディスクをプレスし量産、そのレーベル面を印刷する工場と、

歌詞カードやバックインレイ(CDはめるとこの下、プラケースに封じ込められてる奴ね)、帯なんかの紙モノを作る印刷工場、

そしてそれらを組み立てて商品にする組み立て工場、

と、

同じ業者だったり違う業者だったりあるんでしょうが、

まぁ大まかに3段階の工程があるわけですが。

 

今回最後の組み立て段階でミスがおこりまして、

(デザイン者である俺はちゃんと指示をしたぞ！！デザインがまぎわらしいとか人のせいにはできないぞ！)

 

まぁ正直CD自体はちゃんと聴けるし、

歌詞カードもちゃんと読めるものなので、

｢もうこの状態でOKにして売っちゃうしかないんじゃない？｣

なんて弱気な心が一瞬顔を出したりもしたんですが、

やはりこのデジタル時代に、わざわざちゃんとした現物を作るわけですから。

後世に残る作品として意図した形(デザイン)で皆さんに届けたいと、苦渋の選択をしました。

 

商品をいったん全て工場に返送して、

組み立て直しをしてもらってからまた納品。

と言うことになります。

 

｢1日で組立直させます！｣

 

と先方が仰ってくれたので、

そう日数はかからずにちゃんとした商品がみなさんの手元に届くでしょう。

 

 

あ、ボクラのお金の心配はありません。

 

そこはしっかりとボクから直接向こうの社長さんにお話させて頂きまして、

 

今回は100％工場側の責任なので全て向こう持ち、

なんなら直売会に参加し購入してくれた方への配送も向こうがやってくれることになりましたので、

なんと工場直送のメンバー盤が届きますよ。

 

 

 

そんなこんなで、

業者と電話したりでイベント直前にくっそイライラして、

(あ、電話でそんなにキレたりしてないですよ。穏便に済みましたよ。こちらの意図を組んで頂いて、要求も全て通りましたし。)

おかげでメイクも遅れて、イベント開始前に撮る予定だったチェキも撮れず(イベント終わりクタクタの中撮るハメになった！くそう！)、

かなーりフラストレーションが溜まった状態で始まったイベントではあったんですが、

 

 

2mの距離を保っての初の試み、

｢ソーシャルディスタンス直売会｣

＆

｢ソーシャルディスタンス撮影タイム｣

 

 

リーダーが作ってくれたソーシャルディスタンス販売マシーンの出来の素晴らしさに笑い。

 

久しぶりにファンの皆さんの顔を見ることができて、

あっとゆう間に怒りを忘れ、

楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 

 

こうしたファンとのイベントってのは本当に久しぶりだったし、

昨日は時間帯ごとの人数制限なんかもあって、

かなりタイトな構成だったのでどうなるか少し心配していた部分もあったんですが、

 

本当に皆さん｢良い子｣でありがたかった。

 

どなたもお行儀良く参加してくれてスムーズに問題無く終えることができたのでホッとしましたよ。

 

失礼な輩や、対処に困る奇行なども見受けられず、

こうしたファンとのイベントに対する時のピリピリした気持ち(問題が起きたら即時、厳粛に対処するぞ！と言う覚悟)もほどけてしまうような和やかな日となりました。

 

 

参加してくれたみんな本当にありがとうございました。

 

(そして、メンバー盤を買ってくれたみなさん、お渡しできなくて本当に申し訳ありませんでした。とても悔しいです。早く手元に届いて欲しい、早く聴いて欲しいです。)

 

 

 

なんだかうまくいかないことばかりだなー

と、そう思ってしまうような昨今なんですが、

考えてみればそんなのずっとそうだったし、

世界ってそんなもんだったわ。

 

何を楽しいと感じれるようになるか、できるか、 常に試されているのです。

 

 

どうも今年は全国津々浦々のホテルとライブハウスを巡る日々はこないようですが、

それでも出来ることを心から楽しんでいきたいなと思ってます。

 

 

今年もみんなで楽しい夏を過ごしましょう。