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  • この世の食べ物で一番好き

    2013-10-22 06:00  
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    この世の食べ物で一番好き
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    おはよう! 岡田斗司夫です。
    「おかき」が好きです。
    たぶん、この世の食べ物で一番好き。
    「せんべい」も好きだけど、おかきほどじゃないです。
    【おかき と せんべい の違い】
    はご存じですか?
    ・おかき(あられ)は「かき餅」のこと。お餅を切って干して、焼いたり揚げたりしたもの。つまり「お餅のクッキー」です。
    ・せんべいは米や小麦粉などの粉を練って、焼いたもの。つまり「お米のビスケット」です。
    つまり・・・おかきの方がせんべいより密度も油分も多く、絶対に太りやすい、ということですね(笑)
    とほほ、なんで僕はこう、「太るモノ」ばっかり好きなんでしょう?
    体重の最高期、120キロあった時代は、ほとんど毎日「おかき」を食べていました。
    「おなかいっぱい」どころじ
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】手塚治虫が飢死するほど多様性を好む日本人第55号

    2013-10-21 07:00  
    220pt
    「手塚治虫のヒロインの中で一番好きなキャラクターをあげろ」と言われ「ムーピー」と答えたら軽蔑の目で見られたことのある佐藤家清です。
    全4回に渡ってお届けする2013年8月10日に行われた出版シンポジウム「電子出版ノススメ〜鈴木みそ×小飼弾×岡田斗司夫〜」の第3回目です。
    「copyright」と「著作権」という言葉の違いから、「未来の電子書籍」の話など、興味深い話が飛び出しましたが、今回は日本人が求めてる多様性の欠点とおもしろさを語った部分をダイジェストでお送りします。
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    <小飼>
     僕は、 日本の人というのは 、たぶん、 日常に“多様性”を強く求める人 だと思います。
     その根拠というのは、電子出版とかと話がずれるんですけども、コンビニに売ってる食べ物。
    <岡田>
     はいはいはい。ああ、そうですよね。
    <小飼>
     アメリカのコンビニって、日本と比べてずっと単純なんですよ。
     こう言っちゃなんですけども、 コーラとペプシしかないのが彼らの世界です。
    <岡田>
     コーラとペプシとゲータレイドしかないですよね。
    <小飼>
     そうそうそう。
     だから、それに比べたら、日本の自動販売機の中身ですら、ずっと多様なわけですよ。
     それらには「シンプルにしよう!」という圧力は常に働いてるはずなんですよ?
     だけど、あんまりシンプルになってないですよね、自販機の中身って。
     ましてや、フィクションとかには、もっともっと多様性を求められるんですよ。
     アメリカのスペースオペラには、『スターウォーズ』と『スタートレック』しかないわけではないじゃないですか。
     でも、 日本ではずっと作品数が多いんですよ。異様なほど作品が多いんですよ。 はい。
     だから、たぶん、そういうところはかなり長く残るんじゃないかな?
     もしそうでないとすると、日本にもスターウォーズとスタートレックを見る人しか残ってないはずです。
     もう席巻されちゃってますよ。とっくに洗脳されちゃってるはずです。
    <岡田>
     まあ、そうですよね。
    <小飼>
     でも、今やむしろ逆じゃないですか。
     お話に飢えて、ハリウッドはどんどん日本の作品を物色してるわけでしょ。
     実は、日本人というのは、お話を創る、絵空事を創る能力がものすごい高い人達で。
     それはなんでかって言ったら、絵空事にどっぷり浸かってる人達がものすごく多いからなんですよね。
    <岡田>
     あとは、その 「国民性として多様性を好むから」 ですよね。
    <鈴木>
     日本人が国民性として多様性を好むから、そういうチマチマしたいろんなものが好き、と。
    <小飼>
     そう。
     逆説的かもしれないですけど、 社会が割と均一だから、そっちの方に多様性を求める っていうことがあるのかもしれないですね。
    (中略)
    <岡田>
     じゃあ、「日本においては」と言うか、電子出版とかネットによる無料化の波が来ても、海外のように単一のものがメガヒットして売れて、残りはもう本当に何もなくなっていくというふうには、たぶんならない?
    <小飼>
     難しいでしょうね。
     もしそれが成り立つのであれば、もう日本の自動販売機にはコークとペプシしかなくなってると思います。
    <岡田>
     それよりも僕らは、面白いかどうかちょっとわからない新作が次々と出て、それをお試しで100円とか50円で楽しめる社会を選んでるわけなんですよね。
    <鈴木>
    「幕の内弁当的である」ということなんですよね。 牛丼よりも。
    <小飼>
     そうなんですよ。そういった意味では、すごい商売がキツい国ですよね。
     というのも、本来ならば“定番”だけ出してれば良いはずなんですよ。
     でも、そうなってないでしょ?
     例えば、『カップヌードル』って、醤油味とシーフードとカレーと、あとはチリトマトぐらいが定番になっただけで、あとは毎年新作が出ては忘れ去られというのをずっと繰り返してるわけですよ。
     でも、「この部分って本来必要ないんじゃん! もう、オリジナルとカレーだけ作ってろ!」って、なんでならないんでしょう?
    <岡田>
     なるほど。
     じゃあ電子出版の価格も、将来か近未来かわからないんですけども、1ドルらへんに落ちつくんじゃないんですか?
     つまり、あらゆるお試しが1ドルで出来るという辺りに有料の1段階目が来て。
     そっから上のものっていうのが、さっき僕が言った“その作家の生涯”を10万円ぐらいで買うのか、もしくは1年間の作品を1万円で買うのかわかんないですけど、そういうところに来ると。
     お試しは、たぶんYouTubeなりePubかなんかに無料のものがまず大量に流れて、その中で、「あ、ちょっとこれ面白そうだな!」と思ったら1ドル、100円ぐらいの流れで。
    <鈴木>
     それで 消えていく変なジュース みたいな。
    <岡田>
     だから、Amazonもその1ドルの辺りの98円とか100円辺りの利率を変えてますよね。 その戦略だと思うんですけども。
    <小飼>
     いや、でも、日本がなんでこんなに、著作みたいなものだけではなくて、やたら新作が出る国なのかっていうのは僕の中でも謎なんです。
     諸外国はそうでないから。
    <岡田>
      こんなにアイドルが量産される国、世界中どこにもない ですよね。
    <鈴木>
     で、消えてくし。
    <岡田>
     そう。
    「なんで1億3千万人しか人口いないのに、このアイドルの数は何よ!」とか。
    「あの“ゆるキャラ”の数は何よ!」っていう(笑)
    <鈴木>
     ものすごい勢いで消えていくところに哀愁を感じてるんじゃないですかね。
    <小飼>
     アレなんですよ。
      普通、コカコーラを発明したら、それで1世紀は食えるはず なんですよ。
    <岡田>
     ハハハ。そうですね。
    <小飼>
     コカコーラをパクっても、それで1世紀ぐらい食えるんです。2番手辺りまでは。
     それ1パターンで良いはずなんです。
    <岡田>
     なのに、この国は『ブラックジャック』がヒットしなかったら “手塚治虫”が飢え死にしてたかもわかんないぐらい、実は“古くなるのが早い国”なんです よ。
    <小飼>
     そう。だからアレなんですよ。
      手塚が新作を出し続けるという、恐ろしい国 ですよね。これは。うん。
    <鈴木>
     だから、過去作品のアーカイブで食ってくっていうのは甘いんだ。
     すぐに古くなっちゃうからいつも新作描かなきゃいけないのに、新作を電子で書くって大変なんですよ。
    (中略)
    <小飼>
     謎なのは、「なんでそういう作品だけに席巻されてないんだろう?」というところ。新作が出る事そのものなんですよね。
     この21世紀に『進撃の巨人』が売れている事なんですよ。
    <鈴木>
      作者というより、読者が望んでる んですよね。
    <小飼>
     そう。
     だから……なんて言えばいいのかな? 「もう、その世界だけでは物足りない!」という人が常に供給されているというのが、これ結構な謎ですよね。
    「一生、美味しんぼで良いじゃん!」って、なんでならないんだろう?
    <鈴木>
     その供給元が出版社じゃなくなって、web漫画になったりとか、PixivだったりLINEだったりに変化する事もありえますよね。
    <小飼>
     既に確立した世界観を続けるというのであれば、これはビジネスラインにかなり上手く乗るじゃないですか。
     
    (中略)
    <小飼>
      よく出来た物語世界っていうのはそれくらいの価値があるんですよ。
     少なくとも、一人の作家どころか、一つの出版社が、もうかなり長い間食っていけるぐらいの価値がある んですよ。
     だけども、やっぱそこに甘んじてないっていうのは、日本のすごいところだと思いますよ。
  • あと18時間で、無料パーティーが終了します!

    2013-10-21 06:00  
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    あと18時間で、無料パーティーが終了します!
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    おはよう! 岡田斗司夫です。
    あと18時間で
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    【 みんなのアニメ 】→http
  • とてつもない モテ力(りょく)、夏目三久

    2013-10-20 06:00  
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    とてつもない モテ力(りょく)、夏目三久
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    おはよう! 岡田斗司夫です。
    もう終わってしまった番組ですが、『夏目☆記念日』という番組が好きでした。
    http://www.tv-asahi.co.jp/kinenbi/
    アナウンサーの夏目三久さんが司会の、いろんなマニアや”濃い”人たちの話をうかがう、という
    【女性版タモリ倶楽部】
    みたいな番組でした。
    しかし、僕の注目した面白さは、その内容よりも
    夏目三久さんの
    【 とてつもない モテ力(りょく) 】
    です。
    ・相手の話を聞くときは、まっすぐ顔を見る。うなずく時も視線を外さない。
    ・笑顔よりも真顔で話を聞く。相手の話がオチに入ったときだけ笑う。
    ・相手の話に反論するときは、かならず「そうなんですか? でも知らない私たちはつい○○とい
  • やる気がでません。どうすればいいでしょうか?

    2013-10-19 06:00  
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    やる気がでません。どうすればいいでしょうか?
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    おはよう! 岡田斗司夫です。
    人生相談で一番聞かれるのは、なんといっても
    「やる気がでません。どうすればいいでしょうか?」
    です。
    大学生の悩み相談の8割がコレ。
    残り2割が
    「朝、起きることができません」
    です。
    まったく、現代人はなんと無気力になったのでしょうか(笑)
    まぁ、なにも考えずに答えちゃえば、こんな感じです。
    「やる気がでないのは、面白くないことやってるから。
    やってることが面白くないのは、君が
    【 面白み 】
    をまだ見つけていないから。
    問題は”やる気”じゃなくて”観察と発見”だよ。
    周囲にいる友達や先輩に
    ”これ、なにが面白いのか、教えてください”
    って聞いてごらん」
    この答を聞いた学生さんは、だいたいぽわーっとした
  • オタクはなぜ、現代アートなのか?

    2013-10-18 06:00  
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    オタクはなぜ、現代アートなのか?
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    おはよう! 岡田斗司夫です。
    今日は「おたくとアート」の話。
    10年近く前の今ごろ、世界イチのフィギュア工房・海洋堂の社長の宮脇さんとヴェネチアに行きました。
    ヴェネチア・ピエンナーレ日本館の参加作家として呼ばれたからです。
    僕も宮脇さんも、タダのオタクです。
    本来はそんな立派な席に呼ばれるようなモノじゃありません。
    そのイベントは「都市」がテーマのアート展です。
    『おたく:人格=空間=都市』というタイトルで、僕や海洋堂さんの作っている色右岸フィギュアが出展され、僕たちは「公式作家」として呼ばれることになってしまいました。
    いったいなぜ、日本のオタク文化が西洋のエスタブリッシュメントからは「アート」として認識されるようになったんでしょうか?
    ヴェ
  • ダイエットしたい!という欲求をガマンせよ!

    2013-10-17 06:00  
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    ダイエットしたい!という欲求をガマンせよ!
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    おはよう! 岡田斗司夫です。
    今回もレコーディング・ダイエットについて。
    2010年~2013年の夏にかけてリバウンドした僕は、早く痩せないと、と焦っていました。
    なのでレコダイの基礎を忘れ、「とにかくカロリーを減らせ」とばっかり考えていました。
    しかし、8月末から基本に戻り、キチンとレコダイをはじめました。
    基本はやっぱり「書いたものをすぐにメモ」。
    僕の場合、口に入れてから60秒以内にメモ、を心がけています。
    苦い失敗に懲りたので、今回は「なにを食べたか」「カロリーは?」「時間帯は?」を一切気にせず、とにかく書くのみ。
    毎日まいにち、ほんとうに
    【 食べたものを 書くだけ 】
    を続けました。
    これ、あんがいしんどいです。
    「食べるの
  • 俗物王・叶恭子

    2013-10-16 06:00  
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    俗物王・叶恭子
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    おはよう! 岡田斗司夫です。
    先週は「読んで後悔した本」を書いたら、もう悪評プンプン。
    「今度は役に立つ本を紹介してください」
    「つまらない本の話はいりません」
    自分の話術のヘタさを思い知りました。
    マズい料理の話は盛り上がるのに、つまんない本の話って、なんて難しいんでしょう。
    なので、今回は面白かった本。
    面白かった、というか「これ、アリ?」な本です。
    「 トリオリズム 」(小学館)
    作者は【自称・セレブ】なお姉さん・叶恭子さん。
    ネットでは「自分で書いていない」「ゴーストの代筆」とか勝手なこと書かれていますが、とんでもない。
    プロの物書きとして断言します。
    こんな内容を書けるゴーストライターなんて、日本には存在しません。
    もちろん、ゴーストライターでは無く、編
  • 世界で二番目にまずいチーズバーガー

    2013-10-15 06:00  
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    世界で二番目にまずいチーズバーガー
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    おはよう! 岡田斗司夫です。
    もう10年以上、前になるかな?
    シアトルに一人旅しました。
    万国博と高い塔が大好きな僕は、1962年のシアトル万国博覧会のシンボル建築「スペースニードル」を見に行ったんです。
    三泊五日の旅行だったけど、初日にスペースニードルに登ったら、それで目的は達成。
    あとの三日は「あれ?なにすりゃイイの?」とヒマな時間を持て余しました。
    まだ日本では見慣れなかったスターバックスに行ったり、ぼんやりです。
    観光案内を見たら、ボーイング・エベレット工場、というのが目に入りました。
    なんでも世界最大の組み立て工場で、ボーイング747ジャンボジェットを同時に4機、組み立てることができます。
    世界最大の「一階建て建物」というのも面白そう
  • 「知性×感情」の面積を稼げ!

    2013-10-14 09:00  

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    「知性×感情」の面積を稼げ!
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    おはよう! 岡田斗司夫です。
    今日は「人を動かす言葉」について。
    「どうすれば、人の心を動かす文章が書けるんでしょうか?」
    僕がよく聞かれる質問です。
    大学の講義でも、このように法則を教えたことがあります。
    「知性×感情」の面積を稼げ!
    この法則をもう少し説明しましょう。
    たとえば、男性一般は文章を書くときに主語が入らない。
    「私は~するのが好き」という気持ちを書かずに、すぐに「○○すべき」という理屈のみで語ってしまう。
    これでは、人は動きません。
    長々と理屈を説いても、なにより退屈だし。
    対して女性は、論理だった言葉づかいが苦手な人が多い。
    なので、文章中に「知らない知識」「意外な発想」を入れ込むのを忘れてしまう。
    人を動かす文章、というのは、男