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UEFAチャンピオンズリーグの準々決勝、ヴォルフスブルクにファーストレグで0-2で敗れ、当初は逆転する可能性が極めて難しいと言われていたレアル・マドリード。結果はクリスチアーノ・ロナウドのハットトリックで3-0で勝利、2試合の合計3-2という大逆転。様々な過去のデータを覆したマドリーの試合直後のロッカールームの模様が、公式YouTubeに公開された。
https://youtu.be/G9SXDR53yxg
スター選手たちが握手を交わし勝利を喜ぶ姿。ジダン監督と抱擁する者、座りながらタッチを交わすベイルの顔も笑顔。特に印象的なのは、この日の奇跡の主人公ロナウドの姿、全てを出し切ったその表情は充実感と勝利への安心感と言ったところか、疲れているのか少し放心状態という印象だ。
実はこの勝利、世界選抜といえる集団にとっても極めて難しいミッションだったことは、試合前にメディアが公開したデータからも判る。ヨーロッパのホームアンドアウェイ方式のトーナメント戦の記録の中で、ファーストレグでの2-0というスコアとなった678回の試合うち、逆転に成功した例は115回17%、特に強豪同士の対決となるチャンピオンズリーグでは16試合中2回、12%というのが過去の記録。そのような背景を考慮しつつマドリードのロッカーをいち早く覗いたこの映像。とかくチーム内の人間関係が良くも悪くも取り沙汰されるチームだが、天才同士が一致団結した時の名門の底力を感じさせる。
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