モーテルのオーナーが、数十年にわたって宿泊客の夜の営みをのぞき見していたことが明らかになり、話題となっている。

https://youtu.be/DHSc-5z1T08


米コロラド州オーロラにあるモーテル「マナーハウス」の元オーナー、ジェラルド・フースが「のぞき」を始めたのは1960年代半ば。当時の妻とともに、かなりの数の客室の天井に偽の通気口を取り付けたという。しかもフースは、初めからのぞき目的でモーテルを購入していたことを認めている。

これらはジャーナリストのゲイ・タリーズ氏がニューヨーカー紙に寄稿したフースにまつわる記事のなかで、フーズ本人が告白したものだ。フースは1980年に自らタリーズ氏に接触し、当時出版間近だったタリーズ氏の著書で、セックスをテーマにした『汝の隣人の妻(Thy Neighbor's Wife)』に貢献できる情報を持っていると主張する手紙を送っていた。

ニューヨーカー紙によるとフースは長年にわたる「観測記録」をつけていたことも明らかにしており、たとえば1973年は296件の「性行為」、「男性のオーガズム」184回、「女性のオーガズム」33回の集計を取っている。

タリーズ氏いわくフースは「のぞき」行為をする自分自身について、変質的というよりも「人間の本質を観察する者」と考えているのだとか。

今件については出訴期間が過ぎていることから、フースが罪に問われる可能性は低いという。

フースは1995年にこのモーテルを売却している。

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