日本テレビ系列のバラエティ番組『行列のできる法律相談所』で、同番組で一躍有名になった"茶髪の風雲児"こと元大阪府知事・大阪市長の橋下徹が、5月8日に8年ぶりに同番組に出演した。


久しぶりの出演となる橋下に、番組では政治家時代にバトルを繰り広げたある人物からの訴えが紹介された。それは評論家Mという人物で、VTRでMは「アノ事件以来会ってくれない。橋下さんが共演NGを出した」と語り、なんとMはスタジオにまで登場、5年ぶりの再会を果たした。

番組ではその原因となった事件を紐解くことに。そもそも2人のバトルが起きたのは、今から5年前のことだ。評論家Mがレギュラー出演しているある番組で橋下が中継で出演、トークを繰り広げたのだが、その際にMが「橋下市長の政策自体は正しいことが多いですが、暴力的な政策の進め方には疑問があります」と指摘したところ、橋下が「あなた現場の実態が全く分かっていない。そんなんでコメントしないで下さい。暴力的なやり方がダメだとか言いますけど、話し合いだけじゃ無理なんです。バカコメンテーターの井戸端会議とは違うんです!」と突然キレられ、そして「大阪の副市長のポストを渡すので、自分でやってみてくださいよ。できるんですか?」と攻撃的に言われたと語る。

そのまま時間が迫り、何も反論出来ないまま終わってしまったMは、その放送の影響からネット上で袋叩きになったようだ。しかしそのVTRを観た橋下は「共演NGなんて言ったことない」と無実を訴えるが、その評論家Mがスタジオに登場。それは、なんと経済評論家の森永卓郎だった。

「ご無沙汰してます」と笑顔で語る橋本に、森永は笑顔ながらも「怒ってますよ。嘘ばっかりですから」と語り、「だって『共演NGは出してない』って言ったじゃないですか、でも・・・」と反論。森永は雑誌社を通して「橋下さんと直接対決させてくれ」と正式にオファーしたにも関わらず、全部断られたと告白した。橋下は「これは申し訳ないですけど・・・森永さんは僕の対談相手としてちょっと格が下だったんです」とぶっちゃげ発言。その発言にただただ驚く森永だが、これはただの冗談で、本当は「雑誌の対談は全部断っていたんです。時間的余裕がなかったんで」と真相を明かした。

最後には橋下が「またやりましょうよ。共演NGなんて出してないですから」と森永と握手し、無事5年ぶりに和解となった。

■参照リンク
橋下徹 プロフィール
http://hashimoto-law-office.jp/lawyer/hashimoto.html
『行列のできる法律相談所』公式サイト
http://www.ntv.co.jp/horitsu/

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