米社会保障庁がこのほど1人の大学生を、死亡者リストのデータベースに載せたことで世間をにぎわせている。なぜなら、この学生は生きていたからだ。



リストに載ってしまったのは、奨学金をもらいながらノースカロライナ州のハイ・ポイント大学に通う"元気な"女子大生タイラー・ハドソンさん。しかし、学費援助の再申請をしたところ教育省から彼女の下に「社会保障番号が故人のものであり、奨学金は出せない」とする通知が届いたという。

「奨学金なしでは学費を払いきれない」とタイラーさんの母親は困惑。何度かやり取りをした後、社会保障庁からの「故人という誤ったデータが表示されていた」という通知で、ようやく"真相"が明らかになった。

なぜ"故人"扱いになったのか具体的な理由は示されなかったものの、同庁はタイラーさんに対して1年間の無料クレジットモニタリングとID専門家による調査を行う予定とのことだ。

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