マサチューセッツ州にある小学校の春の恒例となっているのが、アヒルの親子の廊下での行進だ。
ミルトンという町にあるグローバー小学校の中庭にはアヒルの巣があり、この季節になると生まれたばかりの子どもたちがぞろぞろと行進する可愛らしい姿を見ることができるという。
小さな段を登るのもやっとなアヒルの子どもたちを、生徒たちも廊下に座ってお出迎えする。そっと後ろを追いかける教員や職員のみなさんに見守られ、さらには学校のセキュリティーの護衛付きで誘導されるというVIPの待遇だ。
もはやアヒルのお母さんも人間には慣れっこなのか、大勢の生徒に囲まれた花道にも動揺することなく、その姿は堂々たるもの。
日本でも、様々な動物が学校の廊下を素通りするニュースが度々紹介されて来たが、アメリカではクマやワニのような武闘派系アニマルの乱入事案が若干多めな傾向もある...。そういう意味ではアヒルが中庭へ好き放題出入りする優しい世界是非続いてほしいものだ。
それにしても、アメリカの学校の中庭は、大きな池があったりめちゃめちゃ広い。
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