5月17日のMLBフィラデルフィア・フィリーズ戦に代打で出場し、2試合連続ヒットでメジャー通算2950安打となったマイアミ・マーリンズのイチロー。今シーズンに入り、出場機会が減る中、少ないチャンスだが、代打の出場でも確実に安打を重ね、MLBファンの間で「3000本安打は今シーズン達成されるか?」という議論が再燃している。
シーズン当初は、昨年の出場回数に照らし合わせて「6月〜8月に3000本安打を達成する」という予想が大半を占めていたイチローだが、多くの人達が思っていたよりも今シーズンの試合への出場機会は少なくなっている。
そんな中、数字にやたらと強いデータマニアからは「5月15日時点の36試合44打席で計算すると2993安打で今シーズンで終わりそう」といった具体的な数字も推測されている。他にも、イチローの3000安打達成に対しての意見は「3000本に近付けばもう少し出られると思うよ」「先発で出られればもう少し早く到達できるのだが...」「マーリンズのチーム状態次第だよ。早々と優勝戦線から脱落すると9月はたくさん出られる」「外野の選手はケガが多いからチーム状況関係なしに出れるよになるよ」と言った出場機会を巡る内容が大半を占めている。
マーリンズのファン以外からも「イチローは3000安打にふさわしい選手。達成できなかったら本当に悲しい」「もしダメでも来年もやれるよ」「もっと早くMLBに来れなかったかと悔やまれる4000本行ける選手だったのに」など、3000本達成へのラブコールは尽きない。
辛辣なものでは「ミネソタ(ツインズ)かアトランタ(ブレーブス)にトレードするのがベスト」と現在大きく負け越している2球団への移籍のススメも。
いずれにしても、就任一年目のドン・マッティングリー監督にとって、地区優勝もしくはプレーオフという第一目標の中で、イチローの起用は残念ながらかなり限定的になっているのが現状だ。
■参照リンク
Miami Marlins
https://www.facebook.com/Marlins/
Don Mattingly says Marlins gave away too many at-bats | FOX Sports
foxsports.com
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