日本でも社会問題になっている「迷惑駐車」。ポルトガルでは斬新な撲滅作戦が展開されていた!

https://www.youtube.com/watch?v=2BwjsWuiWY0


ポルトガルではドライバーの10人に6人が、歩道や横断歩道に駐車した経験アリだそう。だけどそれが本人以外の人にとってどれほど迷惑なのかは、なかなか実感できないのでは?

こちらの映像は今年4月、首都リスボンの街に仕掛けられた隠しカメラがとらえたもの。映像では「ここは駐車スペースでしょ」といわんばかりに停められていく車が次々と映し出され、しばらくするとワイパーに「あなたの車にぶつけちゃった」というメッセージと電話番号を書いた紙がはさまれていく。

やがて用事を済ませ、自分の車に戻ってきた人たち。メッセージを読み、車を確認するが、これといった衝突の痕跡は見つからず。そして書いてある電話番号に電話をかけると...。

彼らの前に現れたのは、電動カートに乗った男性だった。ドライバーたちは予想外だっただろう相手に驚きながら、「ほんの5分だったの」と釈明する。だが電動カートの男性の「残念ながらその"5分"ってのが、僕にとっては日常茶飯事なんだよ」という言葉で、自分たちの身勝手さを痛感したのだった。

「言い訳は通用しない。(歩行者などを)尊重しよう」というメッセージで終わるこのCM。叱責などの派手な演出はないが、当人たちはもちろん、見る人の心にも残る1本だ。

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