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"切り裂きジャック"と並び称され、20世紀イギリス犯罪史上もっとも有名な犯罪者と言われる双子のクレイ兄弟。60年代のロンドンで暗躍した彼らの真実の姿をトム・ハーディが一人二役で体現した映画『レジェンド 狂気の美学』から、クレイ兄弟の真実に迫る特別映像が解禁となった。
https://youtu.be/VGm6DrRe2n0
クレイ兄弟といえばイギリスで知らない者はない。モンティ・パイソンがスケッチのネタにし、関連書籍はこれまでに数十冊出版。TVシリーズ「ホワイトチャペル」シーズン2の題材になり、映画やドキュメンタリーなどの映像化も数知れず。今でも露店やネットショップでは彼らの顔写真をプリントアウトしたTシャツやグッズが売られていて、ロンドンではクレイ兄弟ゆかりの地を巡るツアーも毎週3回実施されている。そしてクレイ兄弟ファンクラブも鋭意活動中。彼らは犯罪者、実在の人物という枠を超え、イギリスではカルチャーアイコンとして定着しているのだ。
本映像では、クレイ兄弟を一人二役で演じたトム・ハーディの撮影中の様子も垣間見ることができる他、兄レジナルドの恋人フランシスを演じたエミリー・ブラウニング、二人を追うニッパー・リード刑事を演じたクリストファー・エクルストン、そしてブライアン・ヘルゲランド監督ほか、スタッフらがクレイ兄弟を語っているこの映像。兄レジナルドと弟ロナルドのキャラクターの違いや、ギャングスターとして成功した理由と時代背景など"クレイ兄弟入門編"と言えるような話から、本国でもほとんど認知されていないレジナルドの恋人フランシスについてまで、クレイ兄弟を知る知らないに関わらず興味深い内容となっている。
1960年代初頭、活気に満ちたロンドン。強い絆で結ばれた双子のギャング、レジーとロンのクレイ兄弟は、その頭脳と暴力で街を支配していた。アメリカン・マフィアと手を組み、政治家やセレブリティと親交を深めた彼らは一大犯罪帝国を築いていく。そんな時レジーは部下の妹フランシスと出会い、恋に落ちる。フランシスに悪事と手を切ると約束したレジーはナイトクラブの経営に注力するようになるが、それを快く思わないロンは破滅的な行動を連発。組織内に不協和音が生まれ、さらに警察の執拗な捜査が迫り、兄弟の絆と栄華は脅かされようとしていた―。
『レジェンド 狂気の美学』は6月18日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国ロードショー
■参照リンク
『レジェンド 狂気の美学』公式サイト
http://www.legend-movie.net/
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