かねてより、「ホラー映画にはダイエット効果がある」とメディアなどで言われているが、本当にホラー映画を観るだけで痩せるのか?実際にやってみた実験結果を紹介しよう。
世界各地での研究結果によると、人の筋肉が恐怖によって緊張と弛緩を繰り返したり、心拍数が上がり呼吸が浅くなったり、アドレナリンの分泌を促進するなどといったことがカロリー消費につながるのだそう。"痩せやすい"映画タイトルなども挙げられているが、実際のところ本当に痩せるのか...?今回〈ホラー映画ダイエット〉に挑戦したのは、6月11日(土)より公開となるデヴィッド・ゲルブ監督最新作『ラザロ・エフェクト』の宣伝スタッフ5人。古今東西の様々なホラー映画を鑑賞し、体を張って真偽のほどを確かめてみた。
それぞれが自宅で観ており時間帯もバラバラ。その効果に個人差はあるものの、山奥の別荘である家族がマスク集団に襲われる『サプライズ』(11)や奇妙な約束事がある祖父母の家にやって来た姉弟が恐怖の体験をする『ヴィジット』(15)には共通して"ある程度減る"効果が出ており、減量効果もそれなりに期待はできそうだ。
逆に、宿泊した者は必ず死亡するというホテルの部屋の謎をめぐるサスペンスホラー『1408号室』(07)を観た2人は揃って大幅にアップしてしまった。いずれも、巧妙な恐怖ポイントの連発に思わず恐れおののきながらついついスナック菓子に手を出してしまったという。
観る者さえ息を飲むようなハードものや心理的に追いつめられるタイプといったホラーには減量効果が見込め、逆に、登場人物達と一緒になって恐怖に身をゆだねられるアトラクション的映画には、怖い怖い...と思いつつ軽食に手を延ばさせる"魔力"がありそう。実際、過去には『インシディアス』(10)の公開時に劇場売店でポップコーンが飛ぶように売れたというが、全てのホラー映画に減量効果がある訳ではなさそうなことは覚えておきたい。
そして肝心の『ラザロ・エフェクト』はというと...ぜひ実際に劇場で鑑賞し、あなたの体で確かめてほしい!
研究者フランクと婚約者のゾーイたち研究者グループは「死者を蘇らせる」ことができる「ラザロ血清」の研究に日夜没頭していた。ある日、実験の最中にゾーイが事故で感電死してしまう。悲しみに駆り立てられたフランクは研究員の制止を振り切り、ラザロ血清をゾーイに投与して彼女を死の淵から蘇らせることに成功する。しかし、復活に喜ぶのも束の間、ゾーイの身体に様々な異変が起こり始める。死からの再生という禁断の研究に足を踏み入れた研究員たちを襲う恐怖と絶望のなか、我々は死ぬよりも恐ろしい"死のその先の恐怖"を目撃する―。
映画『ラザロ・エフェクト』は、6月11日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
(C) 2016 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
■参照リンク
映画『ラザロ・エフェクト』公式サイト
lazaroeffect.com
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