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日本を代表する名優・國村隼が出演する、ナ・ホンジン監督のスリラー映画『哭声(The Wailing)』の予告編が公開された。
https://www.youtube.com/watch?v=Ng_Uq2PQJVY
『チェイサー』『哀しき獣』という名作を手がけてきたナ・ホンジン監督の最新作『哭声』は、謎の疫病に襲われる地方の村が描かれるスリラー。2016年5月に行われた「第69回カンヌ国際映画祭」でアウト・オブ・コンペティション部門にも出品されたが、ついに予告編が公開された。
物語の舞台となるのは、自然に囲まれた小さな村。ある日、見知らぬ日本人の男(國村隼)が村に現れた頃から村では殺人事件が起こるようになり、村人たちの間に不安や疑念が広がる。奇妙な病気に苦しむ娘を持つ警察官は祈祷師に相談するが、事態はさらに悪化していく...。
国外でも注目度の高いナ・ホンジン監督作品、さらにベテランのファン・ジョンミンやクァク・ドウォンが出演することもあって、この『哭声』には世界中のメディアが注目。「この夏最初の傑作」(SALON:Andrew O'Hehir)、「ナ・ホンジン監督の優れたサスペンス」(VARIETY:Maggie Lee)、「イ・チャンドン監督『ポエトリー アグネスの詩』以来の最高の韓国映画」(TWITCH:Pierce Conran)と、早くも賞賛が送られている。
なお「クレイジーすぎる」「意味がわからない」といった意見もあるようだが、シリアスかつ超暴力的な作風で知られる同監督だけに、むしろ気になるところだ。日本での劇場公開は未定なようだが、いち早い公開を期待しつつ続報を待ちたい。
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RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/06/11/wailing/