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ハイチ:回復力、創造性、そして情熱の物語(ダナ・キャラン)
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ハイチ:回復力、創造性、そして情熱の物語(ダナ・キャラン)

2012-10-10 22:00
    2年が経ったなんて信じられません。地震がハイチを襲った時、その影響は私を含め、無数の命に波及しました。

    地震以来、ハイチに関する報道が多くなされましたが、すべての報道が前向きだという訳ではありませんでした。報道されていない別の物語があると私は思って います。私のハイチ、私が知るようになって愛するようになったハイチは、たいへんな回復力と創造性と情熱的な人々を有する国です。創造性がある所には希望 がある、と私は信じています。ハイチの至る所に希望があります。希望とはハイチのことです。

    私のハイチでの物語は地震の直後に始まりました。ハイチ救済のための緊急ニーズに対応して、コミュニティーを活気づけるために、アーバン・ゼン基金が音楽 エグゼクティブのアンドレ・ハレル氏、メアリー・J. ブライジ氏、スティーヴ・スタウト氏そしてアンドレ・バラス氏と協力した時からです。私達は音楽、ファッション、映画、金融、芸術のリーダーから成る意識 的なコミュニティを結集し、ハイチ再生への変化をもたらす主体者となるように、「Hope, Help & Relief Haiti」活動を立ち上げました。

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    私は最初に、OneXOne基金の創設者であるジョーイ・アドラー氏と、クリントン・グローバル・イニシアチブ財団から派遣されたグレッグ・ミルン氏と共 にハイチを訪れました。私達がハイチへ行ったのは、ハイチを助けたい、ハイチに何かを与えたい、そして何か私達に出来ることをやりたいと思ったからです。 しかしそこに到着して見つけたものは、予期しない物語でした。ハイチの物語は並外れた美しさ、信じられない創造性、そして明白な希望の物語でした。それ以 来ハイチを訪れるごとに、これはますます明らかになってきています。毎回私を感動させるのです。私は、いつでも世界を旅して探検するのが好きな女性でし た。ハイチを訪問する時はいつでも、子供の目から世界を見るような感じなのです。可能なことへの驚きの念は、勝利を収めた人類の物語を語るのです。そうい う訳で、皆さんにも体験して欲しいのです。ただ単にハイチの可能性に感銘するだけではなく、人類の集合体の可能性を覚えていて欲しいのです。

    人間として私達は、つまずき、そしてその後立ち上がる勇気と強さを持った人々の物語を讃えます--それがハイチ、立ち上がりつつある国です。光栄にも、私 が一緒に働くことが出来た素晴らしい職人コミュニティーにおいて、それは明白です。私は職人達が、ホーン(角)、タバコの葉、段ボール、石、金属、木を望 みのオブジェクトへと変化させるのを見ました。地震に反応して、美しさと創造的な表現を推進したフィリップ・ドダードのような芸術家を思い浮かべます。私 はクリントン・グローバル・イニシアチブや J/P HRO(J/Pハイチ救済団体)、スティラー財団、the Apparent Project、WeAdvance協会、OnexOne基金、GiveLove協会など、そしてその他多くの団体の進展に感心しています。

    ハイチは私の人生のきっかけとなりました。私を前進させ、私の創作意欲をかき立て、より大きなビジョンと協力して対話するきっかけとなったのです。私は行 うものすべての中に、過去、現在、未来と心/身体/精神の繋がりを考慮しています。この点で、ハイチは本当に何か魅惑的なものの背景のようでした。それは 私が持つ情熱すべてを包み込むのです。慈善と商業のモデルです。医療や教育、文化に対して何が出来るかを考えるのは難しいことです。これまで成されたこ と、特に、現在ハイチのNPHセイント・ダミアン病院で働いている私達のアーバン・ゼン基金のインテグレイティブ・セラピストのことを考えた時、私は畏敬 の念に立ち尽くすのです。私の大きな夢だったことが現実となっているのです。実は、ハイチでの経験にとても感銘を受けたので、その経験を1つ1つ区別する ことは出来ません。ハイチは私が経験したこと総てを結びつけるのです--アーバン・ゼン・ハイチ職人プロジェクトを通して共に働いた職人から、ラッセル・ ジェームズとアドリアナ・リマと撮影したダナ・キャラン広告キャンペーンへと、クリントン前大統領と行っている活動へと、またセイント・ダミアン病院で頑 張っている患者や愛するもの達へと、そしてマテリ大統領とそのチームの驚くべき進歩へと--繋がっていくのです。私達は一丸となって大きな将来像を持つ、 志を同じくする人々から成るコミュニティーを創造しているのです。

    いろいろな意味で、この国の大使であり、チアリーダーである私の新しい目的を発見しました。私の人生が変わり、私が成長し、私が自分の新しい部分を発見し た、この後戻り出来ない道を考えた時、同じことを他の人たちにも望まずにはいられないのです。ハイチの人たちの情熱と魂は私の心を捉えていて、私の心はハ イチに帰属していると言う時の私は、本心で言っているのです。

    このハイチの物語は、まだ幼児期です。まだ始まったばかりです。2年前の今日、惨害が起こったのです。ショッキングで人生を変える瞬間でした。しかし、そ れはまた、豊かな可能性を秘めた妊娠期のようなものでした。私達はまだこの可能性の始まりを見ているだけです。ハイチには地平線上に無限の可能性がある と、私は約束します。祝うことがたくさんあるのです。

    アーバン・ゼン基金で「Hope, Help & Rebuild Haiti」活動を体験して下さい。私にとって、これは進行中の旅で、あなたの参加を歓迎します。私と共に参加して下さい。
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    RSSブログ情報:http://www.fabloid.jp/donna-karan/haiti-a-story-of-resilien/
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