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【インタビュー】アンドレイ・ペジック「すべての選択肢をオープンにしておきたい」
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【インタビュー】アンドレイ・ペジック「すべての選択肢をオープンにしておきたい」

2012-10-10 22:00
    Filed under: ゴシップ, Celebrity Style, interviews, Huffington Post Entertainment, Andrej Pejic

    マクドナルドでアルバイトしていた17歳のとき、モデルエージェントにスカウトされたアンドレイ・ペジック。彼はその後、「ハイファッションの世界」と「両方の性をめぐる議論」の両方で、自分が中心にいることを知る。東欧のボスニア・ヘルツェゴビナ出身で、この8月に21歳の誕生日を迎えたアンドレイ。彼は今、"男性にも女性にも見える"中性的なルックスや極めて優美なホワイトブロンドの髪、そして繊細な容貌で、世界中で知られる存在となった。『VOGUE Paris』誌やジャン=ポール・ゴルチエのランウェイでアンドレイを見た人の中には、彼を女性と錯覚する人もいるだろう。だがアンドレイ自身は、性に対する従来の概念であれこれ特徴づけられることを拒否している。

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    メディアからも依然高い注目を集めるアンドレイに、<Huffington Post>のサラ・リオンがインタビューを試みた。

    Huffington Post: 成長する中で、自分が男の子に見えると思ったことはありますか?
    アンドレイ・ペジック: いいえ。(逆に)女の子だと間違われていた。(男の子のようには)筋肉も発達していなかったし、ひげも生えていなかったから。それに女性らしかったしね。

    モデルとして、あなたは有名になりました。そしてある意味、あいまいな性のシンボルともなっています。この役割を担うことはどう思いますか?
    (役割を担うことは)当初、自分の目標ではなかった。(だけど)自分のストーリーがトランスジェンダーや両性具有について研究したい人たちにとって有益なものになるのなら、共有してもいいと思ったの。最近ジャン=ポール・ゴルチエのショーで中国に行ったんだけど、(自分がいた建物の)外には100人あまりの子供たちが手に花や贈り物、そして手紙を持って手を振ってくれた。一番感動したのは、人里離れた場所に住んでいて、両親からの理解もなく、追い詰められたと感じている人が、自分と話をすることで安堵のようなものを感じてくれたことだった。

    2011年にメイクをしてカーラーを巻き、上半身裸の状態で『Dossier』誌の表紙を飾った際、その号がバーンズ&ノーブル(米最大級の書店チェーン)や小売業者によって検閲されたことがありましたね。
    たとえそれが不必要であったとしても、自分は(常に何らかの)議論の的になる気がしている。この件は想定外で、ばかばかしいと思った。(雑誌に登場した自分の姿は)不快だとは思わなかったしね。たとえそれが男の子でも、女の子であっても。どちらにしても、検閲されるべきじゃないと思ってる。

    FHM』誌の「世界で最もセクシーな女性100人」リストで98位に選ばれ、(その後同誌の屈辱的な表現がもとで)リストから外されたことについては?
    (選ばれたことは)ほかの女性と同様、光栄に思った。自分がセックスシンボルになるなんて、考えたこともなかったから、すごいことだと思ったよ。そういう風に見られるのは、また違った形の美しさを探って、受け入れて、そして境界線をなくすってことでしょ。

    メディアからの注目を集めるためだけに、自分は起用されたんだと思ったことは?
    自分はメディアからの注目を(モデルを務める)ブランドに集めている。それは自分がブランドにもたらすことのできる(あくまでも)一部分だとは思うけど。結局はビジネスだから、自分が洋服を売ることができれば、彼らは使ってくれるってわけ。

    新規でタッグを組みたいブランドとその理由は?
    カバーガール(米コスメブランド)と『Playboy』誌。両方ともメジャーだし、アメリカ文化の一部でもある。そんなビッグネームと仕事ができたらいいね。モデルになった当初、自分はスタイリッシュ過ぎて、(活躍の場も)限定されると思われていたから。(カバーガールや『Playboy』誌のモデルに起用されれば)そういった型を破ることになる。ブラジャーのモデルを務めたときのようにね。

    将来、性転換手術をするという選択肢もありますか?
    自分としては、すべての選択肢をオープンにしていたいと思ってる。だけどこれは個人的なことだから、あまり話はしないよ。

    詮索してしまってごめんなさい。
    大丈夫。多くの人が聞いてくるしね。

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