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ごく簡単なコンピューターゲームが算数のスコアアップに良いとする研究結果が発表された。米ジョンズ・ホプキンス大学による最近の調査で明らかになった。
大学の資料によると、研究は「人間や動物は、数量に関する直観が備わっている」という事実に基づいて行われたもの。
研究チームは、黄色と青のドットをスクリーン上に映し出し、できるだけ早くどちらが多いかを答えさせるというゲームを作成、異なるバージョンを用意して40人の5歳児に答えさせた。
実験ではゲームを「簡単な問題から難しい問題へ難易度が上がるもの」と「難しい問題から始まるもの」、「難易度にかかわらずランダムに始まるもの」の3つに分類し、子供たちを各グループに振り分け、ゲームの後でボキャブラリーまたは算数のテストに取り組ませた。
すると、ボキャブラリーのテストに違いはなかったが、算数のテストでは違いがみられた。「徐々に難易度が上がる」グループの正解率は平均80%、「難しい問題から始まる」グループは60%、「ランダムに始まる」グループは70%だった。
このことから、子供たちの本来持っている数量に関する直観力を向上させることが、短期的な算数のスコアアップに結び付くことがわかった。チームは今後、長期的な作用をもたらす研究を進めるという。
■参照リンク
http://www.aol.com/
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RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/06/26/mathscore/