モータースポーツにおいてクラッシュは常に付き物。時に、ドライバー同士がコース脇で口論になったり、レース後に激しい舌戦になったりすることもある。先日行われたアメリカのNASCARのレース中には、大観衆の前において、UFCさながらの殴り合いという前代未聞の事態が起きた。

https://youtu.be/ctF1xgSVIXQ


これは、NASCARキャンピング・ワールドトラックシリーズでの一幕。もともと天候不良により、スタートが遅れ、コースコンディションも最悪というレース状況の中、スペンサー・ギャラガーとジョン・ウェス・タウンレイのマシンが接触してクラッシュ。これにキレたギャラガーが抗議すると、「かかってこいや」とタウンレイが応戦。ひと回り大きい黄色のレーシングスーツのタウンレイが掴みかかりテイクダウン。ギャラガーも負けずにタックルに行くと、今度はタウンレイがDDTを炸裂。

NASCARの実況アナウンサーも笑いながら総合格闘技の実況を始めてしまう。この2人、激しい技の応酬をサーキット脇で繰り広げ、サーキットのマーシャルが静止に入るまで争いを続ける。車を使わないレーサーのガチバトルに、観衆からも歓声が起き大きな盛り上がりを見せた。

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