『ファインディング・ニモ』から1年後を描く『ファインディング・ドリー』が7月16日(土)より日本公開される。この度、大物歌手・八代亜紀が、ピクサー史上初となる"本人役"を演じるシーンの本編映像が到着した。

https://youtu.be/4dGeZ-66d08


今回公開された映像は、八代亜紀の初登場シーンだ。海の中で迷子になり、海洋生物研究所に迷い込んだドリー。海上から「こんにちは」という女性の声が聞こえ、その声の主は「八代亜紀です」と名乗る。そう、この海洋生物研究所のアナウンス役を演じているのが、八代亜紀なのだ。その声に「ああ、どうも、八代さん。助けてもらえない?」と答えるドリー。キャラクターが実在の有名人の名前を呼ぶことは異例で、その違和感がなんとも言い難い面白さを生み出している。

ドリーは、「八代さん」の姿を探すうちに危険な人間の影が迫り、ボートに乗った人間たちに捕まってしまう。ドリーは迷い込んだ水族館で、家族を見つけることができるのか? 離ればなれになったドリーとニモの運命は?想像を超えた展開の本編がますます気になる映像となっている。

全米アニメーション歴代No.1の歴史的大ヒットを記録するなど、歴史的な大ヒットを記録している本作の楽しみのひとつが、本編の中に仕込まれた様々な"笑いの仕掛け"だ。中でも、今回公開された映像にのように、日米の大物スターが驚きの方法で登場するカメオ出演には注目。このアナウンス役には、各国の有名スターが"本人役"として登場する。

まさかの本人役で登場という役柄を知った八代は「アニメーションで八代亜紀役の出演は初めてでした。八代さん!とドリーが言うセリフにはびっくりしましたね」とドリーとの共演に嬉しそうな様子。

さらに、字幕版では、八代の役は大物女優のシガニー・ウィーヴァーが演じている。シガニーと言えば世界興行収入歴代1位を獲得した『アバタ―』や、『エイリアン』シリーズの体を張った熱演で知られるハリウッドの大物女優だ。BBCの自然ドキュメンタリー・シリーズ『プラネットアース』のアメリカ版のナレーションを担当しているシガニーと、自然の映像とのマッチングを面白いと感じたアンドリュー監督は彼女に依頼し、本人役で登場が決定した。「シガニーは本人役で登場することを嘘だと思っていたみたいだったけど、本人役で登場したら面白いと思ったんだ」と監督はその起用理由を語る。字幕版ではシガニーの声、日本語吹替版では八代の声、2人の大物スターがドリーたちとどうやって会話をするのか見比べてみるのも面白い。



『ファインディング・ドリー』は、2016年7月16日(土)より、全国ロードショー!



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■参照リンク
映画『ファインディング・ドリー』公式サイト
Disney.jp/Dory

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