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ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる感動の生命の讃歌『ジャングル・ブック』が8月11日(木・祝)に日本公開される。
叫びたくなるほどの感動と、現実以上にリアルに描かれたジャングルと動物たちの演技、そして演技経験ゼロにも関わらず、その圧倒的な潜在能力とキュートな魅力で見事主人公のモーグリ役を射止めたニール・セディの見事な演技が話題となり、全世界興行収入10億ドルに迫るメガヒットとなっている本作。全米屈指の批評家サイト"Rotten tomatoes"でも、94%もの高い評価を得るなど、まさに娯楽とドラマが保証された、この夏必見のエンターテインメント大作となった。
なぜこれ程までに『ジャングル・ブック』が世界で支持されるのか?驚くべきことに、その秘密が『ジャングル・ブック』と『スター・ウォーズ』の共通点にあることを、監督のジョン・ファヴローが明かしている。ジャングルでの少年の成長物語と、遠い昔遥か彼方の銀河系のストーリーがいったいどう結びつくというのか?
監督は語る。「僕たちは『スター・ウォーズ』の特撮が大好きだし、見た目の素晴らしさに惹かれるけど、本当は子供が成長する話で、師匠との関係や、自分自身の影と闘う、ということが描かれているんだ」。『スター・ウォーズ』がルーク・スカイウォーカーの成長の物語であるならば、たしかに、主人公モーグリの成長譚として描かれる『ジャングル・ブック』のドラマとの共通点がうかがえる。
さらに、監督はこう続ける。「モーグリは孤児で、先生のような存在のバギーラ(劇中登場する黒ヒョウ)に育てられた。彼はモーグリにジャングルでの厳しい生き方を教える。そしてバルー(クマ)はもう少し自由な精神をもっていて、二人のバランスがモーグリを大人へと変えるんだ」。
親を亡くし、様々な出会いと経験を経て、自らの運命を切り開いていく主人公のモーグリを、『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカーに例えるなら、厳しい師としてモーグリにジャングルでの生き方を教え込むバギーラは、ルークの師で後の彼の運命を決定づけるオビ=ワン・ケノービ。そして、ジャングルの掟から外れて自由に生きる生き方を示し、モーグリのかけがえのない仲間となるバルーは、銀河系一の運び屋でルークと一緒に銀河を救うハン・ソロといったところか?監督は最後に「モーグリは最終的に、ジャングルにいる恐ろしい邪悪なフォースと戦わなければいけない運命にあるんだ」と結ぶ。
このように、ジャングルか銀河系か、という違いこそあれ、本作と『スター・ウォーズ』のストーリーには非常に多くの共通点があることがよくわかる。監督はこうも話す。「優れた作品は、テーマやメッセージを掘り下げていくと、古典的なものに通じていたりする。古いものと新しいものがミックスされているから面白いんだ」。
『ジャングル・ブック』のヒットの裏には、『スター・ウォーズ』にも通ずる不変のドラマがある。だからこそ、全世界の人々が本作に熱狂するのかもしれない!!!
ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる...。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの"脅威"なのか?それとも、ジャングルに光をもたらす"希望"なのか?
『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)全国ロードショー
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■『ジャングル・ブック』公式サイト
Disney.jp/junglebook
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