DCコミックスの悪役たちが集結する最新映画『スーサイド・スクワッド』のデヴィッド・エアー監督の"失言"が話題になっている。
https://www.youtube.com/watch?v=Sp-XMNm12UM
8月1日に米ニューヨークのビーコン・シアターで行われた『スーサイド・スクワッド』のプレミア上映会で、監督のデヴィッド・エアーが「F○○k Marvel!(マーベルはクソ!)」と叫ぶ一幕があった。マーベル・コミックはDCコミックスと並ぶアメコミの2大巨頭であり、そのライバル関係の歴史は80年近くに及ぶ。
しかし、エアー監督は後になって自分の暴言を反省したようで、即座にツイッターで謝罪。「その場の感情に流されて"マーベルはクソ"なんて発言してしまってすみません。客席の誰かが言う声が聞こえて、それを繰り返してしまいました。冷静さを失っていました。兄弟である映画会社をリスペクトしています」というコメントを投稿したが、あの怖すぎる顔からは想像できない謙虚さだ。
Sorry about getting caught up in the moment and saying f*ck Marvel. Someone said it. I echoed. Not cool. Respect for my brother filmmakers.
- David Ayer (@DavidAyerMovies) 2016年8月2日
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)、つまりマーベル映画の世界では、アイアンマン、キャプテンアメリカ、マイティー・ソーら人気ヒーローたちが結成した『アベンジャーズ』が大ヒットしたが、<ワーナー・ブラザーズ>製作の本作ではDCコミックスの悪役たちが使い捨て御免の特殊部隊"スーサイド・スクワッド"を結成。品行方正なヒーローでは対応できないブラックな任務に挑むが......。
エアー監督は「良心を持った悪党たちが集結する。スーパーヒーロー映画における新たなジャンルになると思うよ。ハリウッドを約70年支えているカウボーイ映画にも通じるところがあるんだ。我々は、それを新たに作り変える方法を見出していく」と語っている。
悪のヒロイン&コワモテの悪党たちが暴れまくる『スーサイド・スクワッド』では、バットマンの宿敵ジョーカーをジャレット・レトが、その恋人でもあるハーレイ・クインをマーゴット・ロビーが、そして最強の暗殺者デッドショットをウィル・スミスが演じるほか、ヨエル・キナマンやカーラ・デルヴィーニュなど旬のキャストが集結した。
https://www.youtube.com/watch?v=lRGp4m8k0EY
『スーサイド・スクワッド』は2016年9月10日(土)公開予定。
【参照リンク】
・David Ayer Apologizes for Shouting 'F--k Marvel' at 'Suicide Squad' Premiere
http://www.moviefone.com/2016/08/02/david-ayer-apologizes-f-k-marvel-suicide-squad-premiere/
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