ノルウェーの科学者が、微生物を使って80年代のビデオゲーム『パックマン』を作り上げた。
https://www.youtube.com/watch?v=TVxNvWCTbYo
このリアル『パックマン』では、多細胞の繊毛虫と単細胞のユーグレナ(ミドリムシ)による追いかけっこが繰り広げられる。
栄養液で満たされた迷路はまさにパックマンのステージそのものだが、サイズは非常に小さい。
迷路の直径は1ミリメートルにも満たず、全体がペトリ皿に収まるほどだ。
これは、捕食者と被食者である微生物の生態パターンを研究するため、ノルウェー東南大学の科学者たちによって製作された。彼らが『パックマン』を製作したのは、自分たちの仕事を一般に分かりやすく伝えるためだ。
ちなみに、シミュレーションの結果、捕食者、つまりパックマンである有機体は迷路に入れられると、非常に注意深い動きになったとのこと。しかし、日が経つにつれて動きが素早くなっていったことから、有機体が自ら残した化学的痕跡を目印として使っていることが分かったそうだ。
■参照リンク
http://www.aol.com/
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