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通算23個の金メダルを獲得し、"水の怪物"の異名を持つマイケル・フェルプス選手と同じ競泳チームの金メダリスト、アリソン・シュミット選手とは大の仲良し。フェルプス選手はシュミット選手のことを「妹」と呼ぶほどだ。
シュミット選手も、フェルプス選手の息子から「シュミッティおばさん」と呼ばれたり、フェルプス選手とフェルプス選手のフィアンセと3人でプライベートタイムを過ごしたりと非常に親しくしているが、その背景には2人の間に長い間育んできた熱い友情がある。
12年以上にわたって一緒にトレーニングをしてきた水泳界のスター2人は、稀に見る関係を築いてきた。もちろん、互いに意見やフラストレーションをぶつけ合ったりもするが、それを忘れさせるくらいとっても楽しそうにしているのだ。
シュミット選手は、「アリソンは僕の妹みたいなもので、死ぬほど大好きだよ」とNBCのインタビューで語り、次のように続けている。「僕らはこうやって一緒にいるんだ。同じ経験をしてきて、いつでも支え合ってきた」
また、フェルプス選手が「彼女が乗り越えなきゃならないことは何だって出来る限り支えになろうと思ってるよ」と語ると、シュミット選手は「彼にはたくさん涙を見せてきたわ」と返答。それに対し、フェルプス選手は「たくさん涙を見たけど、笑顔もたくさん見てきた。涙より笑顔のほうが多いよ」とコメントした。
この2人のアスリートは、キャリアを通して相当なフラストレーションに直面してきた。それは避けがたいことだ。しかし、彼らは、そういった状況の中で互いを助け合いながら、トップをひた走ってきたのだという。
シュミット選手が、「彼をとても尊敬しているわ。プールの中であれ外であれ、彼が私に言ってくれたことは何でも、アドバイスとして心から受け入れているの」と語ると、フェルプス選手はそれに同調し、次のように語った。「毎日彼女と過ごさなければ、今の自分はいなかっただろうね」