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太り過ぎは健康を害するということは周知の事実だ。では、"肥満"が体に及ぼす影響とは、実際にはどの程度なのだろうか?
世界保健機構(WHO)付属の国際がん研究機関(IARC)は、2002年に肥満により5つのがんの危険性が高まると発表していたが、今回、1,000を超える論文を調べ上げ、肥満によってリスクが高まる恐れのあるがんの種類を8つ追加した。肥満と関連していると考えられる13のがんは以下の通り。
1. 胃がん
2. 肝臓がん
3. 胆のうがん
4. すい臓がん
5. 卵巣がん
6. 甲状腺がん
7. 血液のがん(多発性骨髄腫)
8. 脳腫瘍(髄膜腫)
9. 子宮がん
10. 腎臓がん
11. 大腸がん
12. 乳がん(閉経後の女性)
13. 食道腺がん
研究によれば、この内の数種類のがんは、体重の増加に比例してがんのリスクも高まるという。乳がんにおいては、肥満指数(BMI)が30を超えると、BMIが5超過する毎にさらに10%リスクが高まることが分かった。
肥満の人が体重を減らすと、同時にがんのリスクも減らせるということが分かったが、この研究チームは、食生活と運動は喫煙しないことと同じくらい大事であると、多くの人に理解してもらえればと願っているようだ。
■参照リンク
http://www.aol.com/
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/08/29/obesity_cancer/