正義感もやる気もチームワークも全くないクレイジーすぎる悪党たちが大暴れする『スーサイド・スクワッド』より、ヴィランたちの自由奔放さが垣間見える本編映像が到着した。
https://youtu.be/QpOKOCjvIa8
今回到着した映像では、命を握られているという絶対絶命なピンチのもと、空気が読めない天真爛漫っぷりが可愛すぎるハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)や、部隊のリーダーを小バカにして反抗するデッドショット(ウィル・スミス)の掟破りなクレイジーさが爆発している。
映像の冒頭、部隊を指揮する軍人リッグ・フラッグ大佐(ジョエル・キナマン)が、"スーサイド・スクワッド"の面々を「俺に逆らっても、逃げても、イライラさせても死ぬ」とけん制。見開かれた目や、重々しい口調がいかにも軍人然としていて恐ろしい。しかし、"悪カワ"ヒロインのハーレイは、すかさず挙手。「イラつく女ってよく言われる」と早くも大佐をイラつかせ、怒鳴られてしまう。それに対し口をムッとさせている表情もやっぱりカワイイ!
大佐は続ける、「お前らは死ぬかもしれん」「死ぬまでは俺の部下だ」。非情すぎる...。強面の軍人に、目の前でこんなこと言われたら、怯え上がってしまうのでは、と思いきや、そこはウィル・スミス。もとい、冷酷な殺し屋デッドショット。反抗心むき出しで、「士気を上げたきゃフィル・ジャクソンさ」「攻撃の基本は三角形だ」と、マニアにしか伝わらないバスケ関連の小ネタを織り交ぜつつ熱弁を繰り広げる(ちなみにフィル・ジャクソンはでバスケットボール殿堂入も果たすNBAの名将だ)。
劇中ではそれぞれが自由すぎて全く協調性の見えない悪党たちだが、演じるキャストたちは固い絆で結ばれた大の仲良しだという。
デヴィッド・エアー監督は、キャストを集め約5週間にもおよぶ入念なリハーサルをおこない、徹底的にコミュニケーションをはかって撮影に臨んでいた。そこでは、作品自体には何ら関係のないお互いの人生について知ることだけに時間を費やして絆を深めたという。その試みにウィルは「僕にとってとても強烈な指導で、レッスン料を払ってもいいぐらいだった」と、太鼓判。さらに、本作で、女サムライのカタナを演じ女優デビューを果たした新人・福原かれんも、「みんなで寝泊まりして、家族のような結束が生まれました。だから監督は父親みたいな存在で、共演者たちはお兄ちゃん、お姉ちゃんのように思えました」と、キャストたちの仲の良さを明かしている。
特に女性陣の結束が強かったと明かしたのは、スーサイド・スクワッドメンバーで、謎の美魔女エンチャントレスを演じた人気モデルのカーラ・デルヴィーニュ。彼女は「みんなで寿司を食べたりして、女子同士の結束を深めたの。人生についてから、くだらないことまで、ずっとおしゃべりして、一緒につるむのはすごく楽しかったわ」と、マーゴットや福原らとの秘話を語る。そんな女性キャストたちの様子に、映像では威厳に満ちた表情のジョエル・キナマンも「間違いなく、撮影現場を支配していたのは女子たちだったよ」と、劇中のキャラクター同様、彼女らのパワーに圧倒されたと明かした。
固い絆で結ばれたキャストたちとは正反対の、"チームワークゼロ"なスーサイド・スクワッドの部隊。「コイツらが本当に世界を救えるの?」と観ているこちらが心配になってしまう、その自由すぎる戦いは必見だ!
『スーサイド・スクワッド』は2016年9月10日(土)全国ロードショー!
© 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
■映画『スーサイド・スクワッド』公式サイト
suicidesquad.jp