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北朝鮮が初のビアホールを平壌で開催。その様子が、まるで昭和の日本のようなレトロな雰囲気を醸し出している。
https://www.youtube.com/watch?v=4tZYdv9KM5c
会場にはテントとテーブルが並び、屋台コーナーでフードや食事が注文できるらしきシステムは、日本のビアホールやオクトーバーフェスと同様。テーブルには枝豆や唐揚げらしきものが並び、男性客だけでなく主婦らしきグループや若い女性客も少なくない。
そして、各テーブルへCA風の制服を着た美女たちが生ビールを運んでくるのだが、その様子はバブル時代の巨大温泉旅館のようで、なんともレトロ。ステージで行われる"歌謡ショー"的なプログラムはかつてのキャバレーのような雰囲気だが、やはりどことなく"喜び組"を彷彿とさせる佇まいである。
訪れたお客さんは口々に「これは間違いなく最高のビールの一つに違いない!」「世界でベストのビールだ」と絶賛。なお、夜はライトアップされた港をクルーザーに乗って飲食を楽しむこともできるようだ。
この映像は、北朝鮮から届いたものの中でもかなり裕福で"モダン"な側面であり、「これが北朝鮮の"現在"だ」というアピールを担っている部分が大きいだろう。近年、日本では過剰にお洒落な空間を演出するビアホールが若者でにぎわっているが、世代によってはこういったオールドスクールな雰囲気に愛着があるという人も少なくないのでは?
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/09/03/pyongyang/