ロシアの気象観測隊が命がけのトラブルに見舞われ、「コワ過ぎる」と話題を呼んでいる。
観測隊は、ロシア北部に浮かぶ小さな島々の1つにある基地に5人で滞在していた。大陸から遠く離れたその島には、雄大な自然が残されているという。
しかしその辺境の地で、彼らのいた基地が、10頭のホッキョクグマとその子供たちに囲まれ、身動きが取れなくなってしまったのだ。
シェルターと基地には1年分ほどの食料があるため、飢えてしまう心配はないとはいえ、外にはホッキョクグマの群れが待ち構えているのだ。ロシアでホッキョクグマは保護種に指定されているため、攻撃することはできない。
観測隊によれば、そもそも、この島にホッキョクグマがいること自体、人間の生活が環境を変えた結果なのだそう。幸いにも、他のグループがヘリコプターで基地へ駆けつけ、大きな音や照明弾、犬を使ってホッキョクグマを追い払うことができ、九死に一生を得たという。
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