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あるホームレスの男性が高級ブランドの財布を拾って交番に届けたところ、それまでの人生が一変した。
https://www.youtube.com/watch?v=ANj56DAZAq8
タイに住む44歳のWoralopさんは、ある日の街角で高級ブランド<エルメス>の革財布を拾った。そのとき彼の所持金はたったの9バーツ(約26円)だったそうだが、2万バーツ(約5万8千円)と複数のクレジットカードが入った高級財布をそのまま交番に届けたという。
Woralopさんは持ち主が財布を落とす瞬間を目撃したが、あっという間に去ってしまい追いつけなかったので、最寄りの交番に届けたと証言。財布の持ち主である若手社長、Niity Pongkriangyoさん (30)は、交番から連絡をもらって初めて自分が財布を落としたことに気づいたらしい。
するとNiityさんは、財布の中身が無事だったことに感動。「もし自分がお金を持っていない立場だったら、おそらく財布を届けないだろう」「彼は善良で正直な人間にちがいない。まさに我々が求めている人材だ!」と思ったらしい。
NiityさんはホームレスだったWoralopさんに対し、2千バーツ(約5,842円)の謝礼金に加えて、バンコクにある自社工場での仕事を部屋付きで提供することに決めた。給与1万1千バーツ(約3万2千円)の仕事に就職でき、快適な部屋も手に入れたWoralopさんは、「人生を変えるチャンスをもらえて本当に感謝している。清潔なベッドで眠れてすごく幸せだ」と大喜びだ。
社長の恋人であるTarikaさんは、新しい職場で働くWoralopさんと一緒に撮影した写真をSNSにアップ。「Woralopさんは、親切な人が本当に報われることを証明する良い例です。あなたが誰かに親切にすれば、誰かがあなたに親切にします」というコメントを添えている。
■参照リンク
http://www.odditycentral.com/
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/09/17/homeless/