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アカデミー賞俳優にして抜群の存在感を放つニコラス・ケイジが、ハロウィンにまつわる怪異現象に巻き込まれるダークホラー『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』がいよいよ10月22日(土)より公開される。ニコラス・ケイジが演じるのは、ハロウィンの夜に幼い息子をさらわれてしまい、家庭は崩壊、妻とも別れ、仕事にまったく身が入らない大学教授のマイク。しかも今回の敵は、人智を超えた"ハロウィンの悪霊"という予測不能の展開を迎える!!!!
1964年生まれのニコラス・ケイジは今年52歳。その輝かしい経歴の中で、95年の『リービング・ラスベガス』でのアルコール中毒患者役でオスカーを獲得し、90年代後半ではジェリー・ブラッカイマー製作の『ザ・ロック』(96)、『コン・エアー』(97)、ジョン・ウー監督『フェイス/オフ』(97)とブロックバスターに立て続けに主演、その後2000年代に入るとプロデュースや監督業にも挑戦し、持ち前のコミックや車へのマニアックな嗜好を活かした、より変化に富んだ、数多くの作品群と関わっていくようになる。
役者としての完熟期を迎えたニコラスだが、近年やり過ぎなくらいに精力的に仕事をこなし、この10年で様々なジャンルの30本以上の作品に主演している。鬼才ベルナー・ヘルツォークとタッグを組んだ、暴走悪徳警官の破滅譚『バッド・ルーテナント』(09)、"主役級"の存在感を放った『キックアス』(10)、アメリカ南部に生きる人々の過酷な運命を描いた『グランド・ジョー』(13)といった正統派作品に主演したかと思えば、人類滅亡を予言した数列を解くために宇宙物理学博士が奔走する『ノウイング』(09)や聖書の一説にある終末論が現実化してしまうパニック・サスペンス『レフト・ビハインド』(13)などの迷作・珍作もしっかりとフィルモグラフィーに刻みつける。
同じく多作として知られる、ジェイソン・ステイサムやスティーブン・セガールらが演じる役柄は大体察しがつくのに対し、ニコラスの場合は、同じアクション・ジャンルに出演しても直球の娯楽作などほとんどなく、一言で内容を言い表しにくいうえ、風変わりで先の展開を読むことが難しい一筋縄ではいかない作品ばかり。かなり意図的に、他の役者が選ばないチャレンジングな企画ばかり選んでいるのは間違いないだろう。
つねに極限状態でズタボロになりながら、得意の苦悶の表情と共に圧倒的な芝居と存在感で、作品を見るべきものに変えていく。どんな作品にも真摯に取り組み、いつでも衰えない演技力で、真剣に困って悩んで、追い詰められる。本作でも、息子の追跡と奪還に執念を燃やしながら、ニコラス・マニア大満足の"苦悩フェイス"をふんだんに披露してくれる。ずばり見どころはニコラス・ケイジの七転八倒、これにて決まり!
『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』は10月22日(土)渋谷シネパレス他全国順次ロードショー
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■『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』公式サイト
gaga.ne.jp/ghost/
■リンク
・ハロウィンの夜、ニコラス・ケイジの背後に悪霊が忍び寄る・・・『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』予告編
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