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先日生まれたばかりのチャーリー・ラムちゃんは、名前の由来がとても独特だ。
チャーリーちゃんが自宅で生まれた時に、出産を助けた米ミズーリ州セントチャールズ郡救急車地区のパラメディカルにちなんだ名前なのだ。その2人のパラメディカルは今や、"チャーリーズ・エンジェル"として知られている。
10月8日、アレクサ・ラムさんに陣痛が始まった。
「陣痛の間隔を計りながら待ち、5分ぐらいの間隔になったので、病院へ行きました。3人目の子どもでしたから、流れは大体分かっていました」とアレクサさんは語っている。
夫婦は車で40分かけて病院に着いたものの、数時間経ってもアレクサさんの状態に変化がないため、医師の指示に従って帰宅した。すると家に帰って数分もしないうちに、アレクサさんが産気づいたのだ。
「とても強い陣痛が来て、『どうしよう』という感じでしたが、とにかく息みました」とアレクサさんは話す。
夫婦は病院に戻る時間がなかったため、夫のジャスティンさんが911に通報した。
「床にスピーカーフォンを置いて、赤ちゃんの取り上げ方の指示を受けていました。覚えているのは、自分の靴のひもを外し、床にタオルをたくさん敷いて準備をしたことぐらいです」とジャスティンさんは語っている。
今となっては笑顔で振り返っている夫婦。ジャスティンさんは911のオペレーターから、アレクサさんを励まして息ませるよう言われたそうだ。
ジャスティンさんは、「妻を励まして、えらいねと声をかけるよう言われました。私は、『とにかく呼吸をして。救急車が来るからね』と声をかけたことは覚えています」と話している。
すぐにパラメディカルが到着して、出産の手助けを引き継いだ。その後間もなく健康な男の子を産んだアレクサさんは、「この子には特別な名前をつけなくては」と思ったそうだ。
「寝室で横になっていたら、セントチャールズ郡救急車地区の方が着ていた青いシャツが脳裏に浮かんで、"チャーリー"はどうかしら?と思ったのです」とアレクサさんは話す。
その結果、パラメディカルのロリさんとトリッシュさんは、"チャーリーズ・エンジェル"として知られるようになった。
ロリ・サイザーさんは、「チャーリーは、山頂にたどり着いた瞬間のような存在です。公務では、ひどい場面や辛い状況に直面することも多々ありますが、チャーリーの誕生は本当にうれしい出来事です。過酷な状況にある時でも、山の頂上を見て、チャーリーが生まれた素晴らしい瞬間を思い出すことができます」と語っている。
■参照リンク
http://www.aol.com/
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