今、世界中で起こっている戦争は、遠く離れた会議室で行われている――。
ドローンが映し出す戦場は、"安全な"場所にいる全員のパソコンへリアルタイムで送られる。様々な関係者が干渉しながら戦争をする。そんな、現代の戦争の闇を巧みに描き、何が正義かを突きつけ同時にモラルも問う衝撃の軍事サスペンス『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』がついに日本に上陸する。
この度、そんな本作の海外テレビスポット映像が到着した。
https://youtu.be/3kGysjxPatg
この度公開された映像には、なんと現職の第44代アメリカ合衆国大統領であるバラク・オバマ大統領の演説音声を背景にした映像で構成され、全米では公開を控えた3月にオンエアされたものである。もととなった演説は、2013年5月のアメリカ合衆国ナショナル・ディフェンス大学での演説と、2014年5月アメリカ合衆国ウェストポイント(陸軍士官学校)卒業式での演説で、ともに「ドローン戦争」に関するものである。ドローン戦争については、オバマ大統領がドローンを使ったテロリスト暗殺を目的とする対テロ対策のひとつであり、2009年の就任後「見える戦争」から「見えない戦争」へ方針転換され、現在に至る。
映画『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』は、アメリカ・イギリスの合同軍事作戦の最中1人の少女を犠牲にしてテロリストを殺害するか、ドローン操縦士の迷いや遠く離れた会議室での議論が緊迫感溢れる映像で描かれる軍事サスペンス。
全米でオンエアのあった映画公開週には、米軍が軍事用ドローンを戦場へ投入し、ソマリアのイスラム過激派「アル・シャバブ」の隊員を150人以上射殺したことが発表された。
オバマ大統領の演説を背景に流れる本編の映像は、フィクションでありながらもよりリアルで生々しい現実の映像として見ることができ、ドローン攻撃の誤爆により犠牲者が生まれている現在の戦争のあり方を問う内容になっている。11月に行われる次期大統領選が控えた今日、退任となるオバマ大統領の外交政策の是非をこの映画で確かめてほしい。
(C)eOne Films (EITS) Limited
12月23日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー!
■参照リンク
『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』公式サイト
http://eyesky.jp/
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