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赤西仁が11月9日(水)、幕張メッセ イベントホールにて『JIN AKANISHI LIVE TOUR 2016 ~Audio Fashion Special~ in MAKUHARI』を開催。このスペシャルライブのために、結成後に即解散した赤西と山田孝之とのユニット「JINTAKA」が一夜限りの復活を果たした。
6月22日にセルフプロデュースアルバム『Audio Fashion』をリリースした赤西は、7月9日から全21公演がソールドアウトしたホールツアーを行い、45,000人を動員。そのアンコール公演となる本公演は、7,000人のファンを集めた。
開場からDJがフロアを温め、設置されたバーカウンターでは赤西考案による「JIN SPECIAL」カクテルが用意されるなど、この日の幕張メッセはクラブ仕様に。
ライブはオープニングムービーから始まり、そこには胎児のように丸まった全裸の赤西が。客席からも大きな歓声が上がったが、やがてリアルの赤西が映像と交錯し、1曲目の「Only Human」がスタート。昨年のツアーは「拡張現実」がテーマだったが、今回はおそらく彼の「脳内」がテーマなのだろう。このオープニングから11曲目が終わるまで一切、赤西がしゃべることはなかった。
今回はステージ演出にプロジェクションマッピングを導入。「Mi Amour」で弾くレーザー光線を放つギターは美しさを増し、2本の花道から延びるセンターステージが出現するなど、アリーナの広さを活かした演出が施されていた。MCが苦手だという赤西がトークのために取り入れたのが、「公式モバイルのラジオ公開収録」。ラジオのパーソナリティとなった赤西が、開場時に募集した来場者の質問に答え、その模様を後日、公式モバイルサイトでラジオ番組として配信するというものだ。
この日一番の盛り上がりを見せたのは、赤西と俳優・山田孝之とのユニット・JINTAKAの楽曲「Choo Choo SHITAIN」。9月21日にリリースされ、オリコンデイリーCDシングルランキング2位(9/20付)を記録したが、10月3日に行われた同作のリリースイベントで早々に解散発表したユニットだ。
ここで、モニターに大きく「一夜限りの再結成」という文字が出ると、会場からはひと際大きな歓声が。そしてセンターステージからJINTAKAが登場し、赤西が「タカユキヤマダ!」と紹介すると、「スペインから来ました」と、海外撮影からライブに駆けつけた山田が登場した。
ラストに、アルバム『Audio Fashion』唯一の日本語詞によるバラード曲「Episode」を披露すると、再びオープニングの胎児のような赤西の映像につながり、本編は終了。ホールツアーのアンコールはダンサー紹介を兼ねた「TGC」1曲だけだったが、この日はスタンド1F席と2F席の間の通路を2曲分の時間をかけて赤西がトロッコで1周するなど、最後までファンの近くで歌う姿が印象的だった。
Credit : Teppei Kishida
【関連リンク】
・JINTAKA - JIN AKANISHI(赤西仁)オフィシャルサイト
http://jinakanishi.com/jintaka_ccs/
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/11/11/jintaka/