11月9日の米大統領選挙におけるドナルド・トランプ氏の勝利は、アメリカ国内の「反トランプ」デモだけでなく、勝利したトランプ支持派の一部による、有色人種、LGBTなどのマイノリティの人々に対するヘイトクライムの広がりを助長している。


そんな中、一部の市民の間で、自分は差別主義者ではなく安全な存在であるという意思表示のために「安全ピン」を身につける動きが始まり、有名人などの中でも、自身の意思をネット上で表明する動きが広まりつつある。

もともとは、EU離脱が国民投票で決まったイギリスで、このムーブメントは怒った。離脱賛成派の一部で、移民排斥の動きが見られた時に「セーフティーなピン」をつけることで、ヘイトクライムからターゲットにされている人たちを励まし支える意思表示として注目された。

真っ先に著名人でネット上に安全ピンを付けた写真を掲載したのは、新『スタートレック』や『X-MEN』シリーズなどで知られる俳優のパトリック・スチュワートさん。

#Safetypinpic.twitter.com/MGFcjx68BP - Patrick Stewart (@SirPatStew) 2016年11月11日


コメディアンのウィットニー・カミングスさんは、腕にした新たな安全ピンのタトゥー画像を公開し、「誰もか安全に暮らすべき。このタトゥーをしたことを後悔しない理由でもある」と宣言している。

Everyone deserves to be safe. Finally a reason to not regret this tattoo. #safetypin #safetypinsolidarity

Whitney Cummingsさん(@whitneycummings)が投稿した写真 - 2016 11月 11 2:06午後 PST


その他にもベストセラー作家のマリー・ルーさんや、


ドラマ「ザ・ホワイトハウス」への出演などで知られるメアリー・マコーマックさん、


パンクバンド、アルカライン・トリオのマット・スキーバさんなど。

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AOLニューススタッフ

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