シンガポールで珍しい虫が発見された。
この虫の名前は「Trilobite beetle」。日本では「サンヨウベニボタル」と呼ばれており、映像に映るのは雌のサンヨウベニボタルだ。このサンヨウベニボタルを発見したのは、ナショナル ジオグラフィックの探検家マーク・ウォンさん。発見された場所はシンガポールの森。彼は「初めて見た時、カビだと思った。しかし、すぐにゆっくりと動き始めた」と驚きをコメントしている。
サンヨウベニボタルは、研究者にとっても、珍しく、謎に包まれた虫だ。ベニボタルたちが交尾しているのが観察されたのは、1924年と1993年の二度だけ。そんなサンヨウベニボタルの雄の個体を見つけるまでには、100年近くの時間がかかったという。雄を見つける方法はただ一つ。雌と交尾している時だけだ。サンヨウベニボタルの雄は、雌の奇妙な見た目と違い、もっとシンプルだ。小さく、黒い羽を持つカブトムシに似ている。
そんなサンヨウベニボタルを、ウォンさんは探したがこの1匹しか見つからなかったという。
■参照リンク
news.nationalgeographic.com
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