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今月14日、理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が英国オックスフォード大学のディベート・クラブ「オックスフォード・ユニオン」のメンバー限定イベントで講演を行い、人類の存亡のため、宇宙旅行の努力を続けるよう提唱したと、英紙『インディペンデント』が伝えた。
講演で博士は「我々がこのもろい惑星から脱出しない限り、今後1000年人類が存在するとは思えない」と述べた。
過去に博士は「人為的大災害により地球上の生命体が滅亡する危険性は増え続けている。人為的大災害とは突然勃発する核戦争や、遺伝子操作されたウイルス、またその他の脅威のことだ」と語ったことも。
博士はこのオックスフォード大での講演で、我々の惑星の悲惨な行く末を描いたが、一方で未来の宇宙探索への希望も示している。
博士は講演の中で、「天高く星空を見上げ、足元を見下ろしてはいけない。見えているものを理解し、この世界を存在したらしめるものは何であるかを考えよう。好奇心旺盛であれ。生きることがどれだけ辛いものであっても、何かしらできることがあり、成功することがあるはずだ。諦めないことに意味があるのだ」と説いた。
■参照リンク
http://www.aol.com/
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