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ウェス・アンダーソン監督が手がけた<H&M>のクリスマスCMが、まるで映画『ダージリン急行』のようだと話題になっている。

https://www.youtube.com/watch?v=VDinoNRC49c


『ダージリン急行』『グランド・ブダペスト・ホテル』などで知られるウェス・アンダーソン監督が、ファッションブランド<H&M>のクリスマスコレクションのために短編映像を製作。主演は、両作品にも出演しているエイドリアン・ブロディだ。

「H&M号 ウィンターエクスプレス」と書かれた列車に乗っている、緑の制服と帽子を身につけた車掌ラルフ(エイドリアン・ブロディ)が登場。クリスマスソングが流れる中、窓の外に白い雪が舞うのを眺めながら、車内アナウンスを始めた。

悪天候のために列車が大幅に遅延していることを乗客たちに伝え、彼らのホリデーの計画が狂ってしまうことを詫びるラルフ。車内には子どもから大人まで、様々な人々が乗っているようだ。その後、列車のカフェテリアでクリスマスブランチを提供することを知らせたラルフは、貨物列車とすれ違うタイミングで大きな荷袋と謎の荷物を受け取る。

それから19分後、乗客たちが次々とカフェテリアに集まってくる。最後に出てきた男の子がそっと覗いてみると、そこでは手作り感あふれる暖かなクリスマスパーティーの準備が行われていた......。

みんなでサンタ帽をかぶり、ツリーを囲んでケーキを食べて、クリスマス気分を味わう乗客たち。BGMに流れるのは、ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」だ。ネット上では、

「ただただ素晴らしい!」
「グランド・ブダペスト・ホテルっぽくもある!」
「ずっと苦悩してるような顔してるね」
「乗客は6人だけ?」

と、ウェス・アンダーソン節がさく裂した短編映画のようなCMはかなり好評を得ているようだ。

■参照リンク
http://9gag.com/tv/
RSS情報:http://news.aol.jp/2016/12/11/handm/