毎年クリスマスシーズンになると、話題になるのがイギリスの百貨店「ジョン・ルイス」のクリスマスCM。
毎年商品の広告は一切なく、ただ単に心温まるショートストーリーだけを提供し人気を博している「ジョン・ルイス」が2016年のCMを公開した。

https://youtu.be/sr6lr_VRsEo


今回はトランポリンに憧れるボクサー犬の物語。家族の女の子がベットで飛び跳ねる姿を羨ましそうに見ているワンコ。
ある日、クリスマスに合わせて庭にサプライズのトランポリンを設置すると、夜な夜なキツネなどの野生の動物たちが遊び始め、その後タヌキ、リス、ハリネズミなども参加、動物たちが楽しそうにトランポリンに興じてる姿をワンコは窓から見つめ続けている。

翌朝、庭に置いてあるサプライズトランポリンに喜ぶ女の子が駆け出すと、彼女よりも先にワンコがトランポリンにまっしぐら!唖然とする女の子を前に跳ねまくるワンコというストーリー。

商品推しを特にしないで印象に残るストーリーで、これまでもバイラル効果を狙ってきたジョン・ルイスのCMだが、今年は動物のオリジナルのぬいぐるみや、森林の動物をテーマにした子ども向けの書籍、パジャマ、そしてトランポリンが推しアイテムということ。クリスマスセールの売り上げの10%は野生生物の保護団体に寄付するという。

また毎回音楽も注目されているが、今年はVaultsというグループが歌う「 One Day I'll Fly Away」。この曲はアメリカのシンガー、ランディ・クロフォードが1980年にシングルで発表した曲のカバー。昨年はオアシスの「Half the World Away」をAuroraがカバーして話題になったが、映像自体は少し悲しげな内容で不評だったとか。毎回、膨大なアクセス数を記録する人気CMだけに良くも悪くも反響が大きいということだろう。


ちなみに今回は動物たちが飛び跳ねるトランポリンの周りを360度みわたせる映像も登場、こちらも可愛らしいコンテンツなので要チェックです!

https://youtu.be/wOPEWJN9gUw
RSS情報:http://news.aol.jp/2016/12/14/johnlewis/