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今年3月に、米次期大統領ドナルド・トランプ氏の反対派の男性が同氏の支持者に殴られた事件で、12月14日、両者が出廷した。
しかし今回、2人のやり取りは断然平和的になったと米紙『The Washington Post』が報じている。
その2人、反対派のラキーム・ジョーンズ氏と支持者のジョン・フランクリン・マグローは、どうやら国内の不和を解決することが重要という点で同意に至ったようで、何と法廷でハグをしたのだ。
地元テレビ局WRALによれば、マグローは、約9カ月前にノースカロライナ州フェイエットビルで開かれたトランプ氏の集会で、退場を案内されていたジョーンズ氏を殴り、裁判を受けることになったという。
事件後にネットニュース『Inside Edition』が公開した動画では、マグローは自身の行為を擁護し、ジョーンズ氏が殴られたのは「当然」だと主張。さらに、「次に会った時は殺すことになるかもしれない。誰かは知らないが、テロ組織の一員かもしれない」とも述べていた。
14日の判決の際、マグローはジョーンズ氏に対する態度を大幅に和らげ、同氏に対し「私たちは今、政治的な混乱に巻き込まれている。君と私、私たちは国内の不和を解決しなければならない」と述べた。そして2人は握手をし、抱き合ったのだ。
米紙『New York Daily News』は、「マグローは、治安紊乱行為と脅迫暴行の軽罪について異議はないと認め、30日間の執行猶予と、12カ月間の保護観察官の付かない保護観察を言い渡された」と報じている。
■参照リンク
http://www.aol.com/
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/12/20/trump/