大掛かりなからくりを組み合わせ玉を転がすなどして連鎖動作させる装置。日本でこの手の装置が紹介されるとき「ピタゴラ装置」と呼ばれるが、海外では発案者の名前から「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」と呼ばれている。
そして、この季節らしいクリスマスツリーの点火式と連動した、世界一大きな「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」がギネス登録された。

https://youtu.be/RBOqfLVCDv8


このチャレンジを効果したのはラトビアの電子所取引会社「Scandiweb」という会社。412個のステップを4分以上かけてクリアして行く装置。

世界記録を狙うには手作り過ぎる素朴な作り、途中ボールがゆるゆると頼りなく転がるシーンなども多く見る側もいつ失敗するか心配要素満点だが、ドアの開閉、電子レンジのドアオープン、アコーディオン、ファン、コーヒーメーカー、アイロンとアナログ感溢れるアイテムが次々と登場。古くからある歯車と電化製品などを組み合わせ4分10秒経過したところで、スイッチオンで野外のドミノが作動! 20秒の高速ドミノ倒しからプレゼントボックス、そりと雪だるまというクリスマスならではの継投から、ツリーが点火! 

実は最後の点灯部分、集まっていたオーディエンスの声の大きさを音量計で測り反応する仕組みで、会場が盛り上がってないと点灯されないという「鬼仕様」。

幸いにも美しく巨大なクリスマスツリーが見事にライトアップされたので良かったが、もし声が小さくてツリーが点灯されなかったらと思うと他人事ながらヒヤヒヤする。

この手作りのループ・ゴールドバーグ・マシン、「Scandiweb」社の社員と工事の職人さん、そして地元のボランティアの人たちが2ヶ月かけて作ったという、町が一体になって作った労作。
2015年4月にハンガリーで記録された382ステップの装置を大きく上回り、ギネスワールド記録にも登録された。
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