ドバイではこの数年間で火事の発生件数が急上昇している。そこでドバイの消防局は、火災と戦うための画期的な手段を生み出した。
ロシアのニュース専門局『RT(ロシア・トゥデイ)』によると、先日、同消防局は、ジェットパックを背負った「空飛ぶ消防士」のデモンストレーションを実施。ホースを持った消防士を宙に浮かせて、空中から消火をして見せた。
このシステムは「ドルフィン」と呼ばれ、ジェットスキーのエンジンを動力源としているとのこと。
先日行われたデモンストレーションでは、橋の上で出火した車を、水上から現れた消防士が宙に浮きながら消火を行ったが、このシステムは橋の上だけでなく、船上や海岸線沿いの建物で起こった火災にも対応可能だ。
また、ジェットスキーで火災現場に向かうため、交通渋滞に巻き込まれる心配もなく、現場到着までの時間を大幅に短縮できる点も期待が持てるという。
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