「プロ意識」とはまさにこのことだ。『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年8月1日に日本公開予定)で主演を務めるトム・ホランドが先日、リアーナの『アンブレラ』で本気の"口パク"パフォーマンスを披露した。
露出度満点のコスチュームを身に纏ったホランドはリアーナさながらのセクシーさで、背後で見守る対戦相手のゼンデイヤを圧倒。
観客は、事前にホランドがリアーナを口パクすると伝えられていたが、パフォーマンスの詳細についてはよく分かっていなかったようだ。バトルの冒頭、ホランドはジーン・ケリーの名曲『雨に唱えば』の衣装に身を包み、あの古典的なミュージカル音楽に乗ってワンシーンを演じてみせた。すると次の瞬間、リアーナの衣装に着替えたホランドがバックダンサーと共にステージに登場したのだ。
対するゼンデイヤも男装で挑み、ブルーノ・マーズの『24K・マジック』を好演したが、ホランドのパフォーマンスは「すごすぎる」と認めざるを得なかった。
バトルを終えたホランドが一息ついた頃、ホストの1人であるクリッシー・テイゲンが「空想を実現したい」と言ってスパイダーマンの衣装で天井から降りて来た。テイゲンは、あの有名な"逆さの"キスシーンを再現したかったようだが、夫のジョン・レジェンドが慌てて止めに入った。
このスペシャルな『リップシンクバトル』のパフォーマンスは、全米最大級の映画とテレビの祭典『2017 MTV Movie & TV Awards』(米国で5月7日に開催)の前に放送された。役者魂を炸裂させたホランドのパフォーマンスは、以下のリンクからどうぞ。
「Holland Lip Sync Battle Second Performance」
https://www.youtube.com/watch?v=pY4LgKXrw5E
■参照リンク
http://www.moviefone.com/