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2匹の犬、バートとバブスはとても仲良し。しかし、この活発な2匹のうち1匹は、実は目が見えていない。
「約1年前、この2匹が施設に来た時、バブスは緑内障を患っていました。とても痛がっており、既に眼球を摘出せざるをえない段階でした」。米テキサス州ダラスにある犬の保護団体「DFW Rescue Me」のスタッフ、ジム・ウェンガーさんはこのように語っている。
同団体は、1年前に子犬だった2匹を保護し、育てている。目が見えないバブスは、バートを信頼しており、バートにどこでもついていくのだ。
ウェンガー氏はこう話している。「バートはバブスにとって、まるで盲導犬です。バートが部屋に入れば、バブスも入ります。バートがソファに乗れば、バブスもそれに従います。車に乗る時もそう。本当に驚きます。バブスを見ていると、目が見えていないということを忘れるくらいです」
目の見えないバブスにとって毎日は大変だが、彼女専用の盲導犬であるバートと一緒なら、何も心配はいらないのだ。
同団体は、2匹を引き取ってくれる人を募集中だが、職員は貰い手を探すことは難しいと考えている。
ウェンガー氏はこう話す。「2匹の家族を探す上で難しいのは、他の犬がいる家はダメだということです。なぜなら、バートはバブスを守ろうとするあまり、警戒心が強いからです。1匹も犬がいない状態から、急に2匹を飼ってもらうことになるため、貰い手を探すのが難しいのです」2匹の物語はまだ終わりではない。早く新しい飼い主が見つかることを願うばかりだ。
■参照リンク
http://www.aol.com/
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2017/05/22/blind-dog-up-for-adoption-has-its-own-seeing-eye-dog/