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屋根裏で発見した骨董品をレントゲンで調べたところ、なんと約2,000年前の"猫のミイラ"が映し出されたという。

猫の形をした玩具(?)のような、この骨董品の発見者ロバート・グレイさんは、「これは面白いアンティークに違いない!」と思い込み、専門家に鑑定を依頼。そしてレントゲンで撮影したところ、なんと玩具の中に本物の猫のミイラが隠されていることが判明したのだ。しかも死後2,000年は経っていると思われる貴重なものだというから、さらに驚きである。

neko-1361431652.jpgエジプト学者だったロバートさんの亡き父親が所有していたという、この猫の玩具。しかしいくらその道のプロとはいえ、まさか本物の猫が入っているとは思いもしなかったのだろう。50年ほど屋根裏に放置されホコリを被っていたこの猫ちゃんには2,000ポンド(約30万円)の値打ちがついたようだが、ロバートさんはこれを売らず、博物館へ寄付するという。

ガラクタだと思って寝かせておいたものが、実はとんでもないお宝だった...という話は世界中で聞くが、ここ日本でも某鑑定番組を見て感化されて物置を漁った人も少なくないだろう。

なお、英ロイヤル・コーンウォール博物館の専門家は、このたび発見された猫のミイラに対し、「古代人が宗教的な意味合いで動物をミイラ化させて飾っていたのか、あるいは最愛のペットとして来世でも出逢えるようにと思いを込めて形を残したものだろう」とコメントしている。

(参照元:dailymail.co.uk)

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