凍るように寒い2月のニューヨークで、耳の聞こえないピットブルが、フェンスに繋がれているところを保護された。その保護犬が今では、手話を習得しているという。
保護された4歳になるブルーが感染症の治療を受けている時、アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)の調教師は、異変に気付いた。ブルーは、普通の犬ならびっくりするような大きな音に、反応しなかったのだ。
『ニューヨーク・ポスト』によると、獣医によってブルーの耳は聞こえていないと判断されたが、その原因は不明だという。ASPCAがブルーに新しい家族を探すため、訓練される事になったのだ。
同紙によると、ブルーが最初に覚えたのは、命令に従った時に親指を立てる「いいね」のサイン。続いて、「待て」や「伏せ」などの命令のサインも覚えたという。
ASPCAの里親センターでシニアマネージャーを務めるジョーイ・テシェイラさんは、「ブルーは、確かに耳は不自由です」と語り、次のように続けた。「しかし、寄り添ったり、おなかをなでたり、ご褒美をあげたりすることで、何でも話し合うことができます」。
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